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Aside
『で、学年と名前。』
五条「…1年 五条悟。」
『なんだ、タメじゃん。敬語使って損したわ。』
あースッキリした!と言いながら止まってた足をまた動かし始める。
すると後ろから五条クンが小走りで隣に並ぶ。
??「マジで俺のこと知らないの?」
『そんな心底驚いた…!みたいな顔されても…。
自意識過剰乙。高一がそれはイタすぎる。
初対面なんだから知らなくて当然でしょ。』
五条「タメだからって調子乗りすぎだろ…!」
また上から拳が降ってくる。
『そのすぐに手を上げる癖、直した方がいいよ。』
五条「何様だよ。」
『ただの同クラだよ。
それで?五条クンこそ何様よ。有名人気取りだけど。』
五条「まずその五条クンってのやめろ。
気持ちわりぃ。」
『…じゃあ五条。』
そう言ってもイマイチ顔はパッとしない。
えー
『ダメ?』
五条「…別に。」
『いいんだったらいいって顔しなさいよ。
不満タラッタラ。』
五条「うるせぇよ!
あと俺は五条家の人間!!!!!」
『五条、家……?』
どっかで聞いたことあるようなないような…。
なんせ興味のないことは何度教えこまれても抜けてっちゃうから((
五条「…御三家のひとつ。」
『御三家…あっ!思い出した思い出した!!
確かに育ち良さそうだね〜。』
五条「マジかよお前…。」
『その目やめろーい。』
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作者名:鈴香 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/11241/
作成日時:2021年1月22日 9時