16 ページ17
Aside
それからこれといった進展もなく1年が過ぎた。
うちは相変わらず2級術師なのに特級を任され、
五条と傑は最強と謳われ、
硝子は反転術式の使い手として成長。
後輩の七海建人と灰原雄が入学。
高専関係者と如月家以外にうちが如月の捨て子とバレようにするためか如月家からの深い干渉は無い。
まぁ色々言ってくるけど、全部ガン無視してる。
何も変わらないのは自分だけだな〜。
なんて思いながら日々を送っている。
そんな時に、最強コンビに舞い込んだ任務。
天元様のやつ((
2週間の長期任務から帰還したうちは高専で硝子からその話を聞いた。
家入「それで、今沖縄だって。」
『…なんで?』
家入「さぁ?」
『えーいいなー。
うちは北海道で凍死しかけてたのに沖縄でバカンスかよ〜。』
周りが引くほどの寒がりには辛かったぞ。
酷い話だぜまったく。
家入「明日帰ってくるって。」
『明日も任務入ってるー。
会えないな〜天内ちゃん。』
まぁ呪詛師に狙われてるうちが合流して、そのタイミングで呪詛師共にうちが如月家の捨て子だとバレたら厄介でしかない。
とかそんな感じのことを上が思ってわざと遠出の任務を入れまくってるんだろうな。
『んじゃ、建人達に会ってくるわ。』
家入「あいつらも沖縄だよ。」
『…野郎どもだけでバカンス行って楽しいんか?』
家入「ね。後でデート行こ。」
『いいね。それで写真撮って送り付けてやろうぜ。』
22人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:鈴香 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/11241/
作成日時:2021年1月22日 9時