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2話 ページ2

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「私、宮城始めてきたわ」

「俺も」


任務のため伏黒と2人で宮城の高校に来た
その任務というのは特急呪物の回収だ

「こんな所に特急呪物保管するとか、馬鹿すぎるでしょ」

「なぜに百葉箱…?てか鍵すらかかってないじゃん」

グラウンドの端にある百葉箱の前まで行き、伏黒が箱の扉を開ける

「…っ!?」

私は丁度伏黒の後ろにいたため百葉箱の中がどうなっているのか見えなかったが何故か突然伏黒がガタガタしだした

「え、どした?」

「……無い」

「…嘘でしょ?」

どうやらあるはずの特急呪物が無いらしい…


ーーー

ピッ
「今度マジで殴ろう」


「五条先生なんて言ってた?」

「回収するまで戻ってくるなって」

「…殴る。
とりあえず今日はもう遅いし特急呪物は明日から探すことにしよ」

「ああ、そうだな」

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作者名:さかな | 作成日時:2021年3月28日 4時

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