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夏油side
Aが任務に行って3日目。
携帯に連絡を入れても電波が届かないのか、連絡が取れない。
歌姫先輩はともかく、冥さんがいるなら心配ないとは思うんだけど…
五条「絶対おかしいよな。あの冥さんがいるのに、もう3日だぜ?さすがに遅いだろ。」
夏油「そうだね…」
家入「おいクズ共。Aたちを助けに行くぞ。」
———————
歌姫先輩と2階をある程度探索し終わった時、冥さんが2階の廊下に立っていた。
「あれ?冥さん1階はもう終わったんですか?」
冥冥「ん?私はずっと1階に居たが?」
歌姫「え…?」
この時、私たちは呪霊の腹の中から逃げられないことを確信した。
あーあ、傑に会えないまま死ぬなんて嫌だなぁ。
冥さんと歌姫先輩の話も頭に入らず、私は1人立ち尽くしていた。
その時、時空が歪み、激しい衝撃と共に青空が見えた。
歌姫「うわぁあああ!?!?」
五条「助けに来たよ〜」
「ええ!?五条なんでここに!?!?」
五条は無下限術式で宙に立っていられるけど、私たちはそのまま地面へまっしぐら。
式神を呼ぶ余裕もなく、衝撃に備えて目を瞑り身構えていたけど、何かに受け止めてもらったような感覚だった。
夏油「はぁ、無事で良かった…すごく心配したんだよ?A」
「すぐるぅぅ!!!」
私を受け止めてくれたのは傑で、私はお姫様抱っこされたまま傑に抱きついた。
夏油「やっぱりAには私がいないとダメだね。」
五条「おーいそこのお二人サン!まだ終わってないぜ!」
崩壊した館から巨大な呪霊が出てきた。
夏油「悟。あとで取り込む。」
五条「りょーかいっ!!!」
私とは違う、圧倒的な力の差。
やっぱりこの2人は最強だ。
冥冥「ところで、君たち"帳"は?」
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作者名:ララ | 作成日時:2023年7月17日 21時