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生徒たちは、呪霊討伐そっちのけ、
1vs1で闘っていた。はずだった
_____ボボボボッ
呪霊が死んだら燃えるように設定してある札が
突如全て燃えた。
森に放った呪霊が全て討伐されたことを意味する。
それも全て東京校の呪力として登録されている色で
『札が…』
冥冥「妙だな、鳥たちが何も見ていない」
五条「GTGの生徒達が祓ったって言いたい所だけど」
夜蛾「未登録の呪力でも札は赤く燃える」
そうなれば、答えはひとつだった
庵「外部の人間…侵入者ってことですか?」
しかし、呪術高専は、天元の結界によって隠されていて、侵入することは容易くないはず
冥冥「天元様の結界が機能してないってこと?」
楽巌寺「外部であろうと内部であろうと不測の事態には変わるまい」
夜蛾「俺は天元様の所に、悟は楽巌寺学長と学生の保護を、Aも悪いが補佐を頼む。冥はここでエリア内の学生の位置を特定。悟達に逐一報告してくれ」
冥「委細承知。賞与期待してますよ」
五条「ほらお爺ちゃん、散歩の時間ですよ!昼ごはんはさっき食べたでしょ!」
五条は手を叩きながら楽巌寺を煽る
庵「急ぎましょう」
そんな五条を無視するように彼らは現場へ向かった
「闇より出でて闇より黒く
その穢れを禊ぎ祓え」
現場へ向かう最中、帳が降り出す
歌姫「五条!帳が下りる前にアンタだけ先行け!」
五条「いや無理」
歌姫「はぁ?」
『あれ、もう完成してるんです。視覚効果より術式効果が優先されてできてます』
五条「ま、下りた所で破りゃいい話でしょ」
帳の前、五条が手を伸ばす
___バチッ
「ちょっと…なんでアンタが弾かれて、私が入れんのよ」
五条は帳に弾かれたのに、歌姫は帳に手を入れられた
五条「成程…A、歌姫、お爺ちゃん先行って。
この帳、″五条悟”の侵入を拒む代わりにその他″全ての者″が出入り可能な結界だ」
『…!!』
結界の効力の足し引きに使えるのは、人間・呪霊・呪物など"呪力にまつわるモノ。
つまり、辻褄は合う。
しかし、個人を特定してはじく結界
敵が、並の術師出ないのは確かだった
『…電波が繋がってますね
(呪力が各方向から…。
呪詛師は2人か、多分。
と、すれば_____)』
『人は任せます。
あたしは、呪霊の方を』
庵「分かった」
おそらくつぎはぎ呪霊の仲間だろう。
だとすれば_____
彼らは私を殺さないはず。そう踏んで
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SEI(プロフ) - Aさん» コメントありがとうございます、2期始まりましたね!どうしても本誌が完結していない以上、続きを出すのに時間がかかると思うのですがいつか書く時がきたらよろしくお願いします (8月7日 23時) (レス) id: aa2a9e2f26 (このIDを非表示/違反報告)
A - 呪術廻戦第2期始まりましたね!続きも是非書いてもらえると嬉しいです! (8月7日 21時) (レス) @page36 id: f296b2ed74 (このIDを非表示/違反報告)
SEI(プロフ) - せいちゃんさん» 執筆してる身としてとても嬉しいお言葉です!愛読ありがとうございます、懸命に書き進めていくのでよろしくお願いいたします (2022年2月26日 1時) (レス) id: fb017ffbce (このIDを非表示/違反報告)
せいちゃん(プロフ) - 本があったら買うレベルで好きです!高専の頃のお話も、こちらのお話もとても良きです…!!文章がスラスラ頭に入ってくるし、夢主ちゃんの性格も最高です!(夏油との関係性も凄い好きです!!)これからも更新楽しみにしてます! (2022年2月26日 0時) (レス) id: e204b4e24a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:SEI | 作成日時:2022年2月24日 0時