1 両面宿儺 ページ4
記録___2018年6月 宮城県仙台市杉沢第三高校
「こんな所に特級呪物保管するとか馬鹿過ぎるでしょ」
呪術高専_____
若く強力な呪術師達を育む、国内呪術教育機関
1年、伏黒恵
彼はとある任務のために仙台まで来ていた。
伏黒「百葉箱!?
こんな所に特級呪物保管するとか馬鹿過ぎるでしょ」
そんな彼の返答に教師である五条は笑った
五条「でもお陰で回収も楽でしょ」
そんな会話に彼女、
1級術師の高辻Aは呆れていた
『(………これだから五条は…)』
そんな彼女が彼の隣にいるのは、仕方なく、だ。
報告書を書き上げるのに、必要な書類をとりにきたら、そこにたまたま五条がいたのだ。
早くさがして、立ち去ろう。さもないと____
伏黒「ないですよ」
五条「え」
伏黒「百葉箱空っぽです」
五条「まじで!?うけるね〜。
それ、回収するまで帰ってきちゃダメだから」
…笑い事なのか?
どちらにせよ良くないことが起こるに決まってる。
書類は無事に書き上げたし、はやく立ち去ろう
五条「A〜」
『絶対やだ』
五条「ちょっ、まだなにもいってない」
『どうせろくな頼みじゃないでしょ』
五条「ひどいな〜。僕の頼みだよ〜?
恵がさ〜、宿儺の指見つからないって言うから…」
『お断り。自分の仕事は自分でやって。
こっちも忙しいの』
それだけいうとAは部屋から出ていった
『…あ。お土産は喜久福でいいよ』
それだけを残して
それなのに__________
五条「事情がかわった。Aにも仙台に来てもらうよ」
『…は。』
五条「だから、Aも仙台に来てって。
あ!明日ね。
僕、今から色々上とも話さなきゃなんないんだよね〜。すっごく面倒…」
__ピッ
五条の言葉を遮るように電話を切る。
深く大きなため息は何度目だろうか
伊地知「高辻さん」
『なに』
伊地知「ヒィ……。あの、その…。
総監部がお呼びです。高辻術師をつれてくようにと_____」
総監部からの呼び出し
高辻Aを呼ぶとなれば1つ
秘匿死刑が行われようとしている________
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SEI(プロフ) - Aさん» コメントありがとうございます、2期始まりましたね!どうしても本誌が完結していない以上、続きを出すのに時間がかかると思うのですがいつか書く時がきたらよろしくお願いします (8月7日 23時) (レス) id: aa2a9e2f26 (このIDを非表示/違反報告)
A - 呪術廻戦第2期始まりましたね!続きも是非書いてもらえると嬉しいです! (8月7日 21時) (レス) @page36 id: f296b2ed74 (このIDを非表示/違反報告)
SEI(プロフ) - せいちゃんさん» 執筆してる身としてとても嬉しいお言葉です!愛読ありがとうございます、懸命に書き進めていくのでよろしくお願いいたします (2022年2月26日 1時) (レス) id: fb017ffbce (このIDを非表示/違反報告)
せいちゃん(プロフ) - 本があったら買うレベルで好きです!高専の頃のお話も、こちらのお話もとても良きです…!!文章がスラスラ頭に入ってくるし、夢主ちゃんの性格も最高です!(夏油との関係性も凄い好きです!!)これからも更新楽しみにしてます! (2022年2月26日 0時) (レス) id: e204b4e24a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:SEI | 作成日時:2022年2月24日 0時