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_____ドドドドドド
七海の拡張術式で、呪力がこめられた壁、壁、壁
それが全て降り掛かってくる
「(これはさすがに避けた方がいいかな…)」
そうはさせない_____
__ボキュ
_____ジュワッ
片足を狙った七海と
その隙をついて 呪霊に触れるA
ギリギリまで戦力を落とす
七海「一旦退きます
足、早く治した方がいいですよ
お互い生きていたらまた会いましょう」
『ちなみにあたしは、願い下げ』
_____ズズン
片足をなくし、体力もは出かけているつぎはぎの呪霊は、為す術なく瓦礫の下敷きになった
『…止血しないと』
七海「いえ、自分でできます」
『でも…』
七海「あなたもそれなりに痛手をおってるでしょう___」
言い返せなかった。確かに、戦闘を追え、
七海ほどではないが、庇いきれなかった傷もある
七海「ひとまず伊地知君を迎えによこします。話はそれからです」
それだけ言って、七海は近くにあった公衆トイレへ入っていった。そこで簡易的な止血をするつもりだろう。
先程までに対峙していたあの呪霊、
好奇心旺盛で、おそらく発生して間もないものだろう。
五条が戦ったという特急呪霊は領域展開をも取得していた。あの呪霊ならば、その域に達するのも時間の問題だ。
さらには、手駒の数__________
被害の数も少なくないだろう
わかることは一つだけ_____
___1秒でも早く祓わなくては取り返しのつかないことになる
_____コツコツコツ
七海とAが戦闘していた場所は、
既に崩れきった後だったが、その瓦礫から
形を変えてにゅるりとつぎはぎの呪霊がでてくる
そこへ、1人の術師がやってきた
「随分派手にやったな。」
つぎはぎの呪霊は彼を見るなりこう呼んだ
「夏油!!」
夏油傑。
高辻と五条と家入の同級生
彼の姿がそこに居た。
額に縫い目のようなものをつけて_____
夏油「高辻Aはどうだった?」
その問いにつぎはぎの呪霊は不気味に笑った
「すごく面白い子だね。
僕の魂に触れてきたよ。あんなのはじめてだ」
夏油「殺してはないだろうね?」
「もちろん、君の指示通り 高辻Aは生かしてるよ。まぁ、ガレキの下かもだけど…」
夏油「彼女は、五条悟 封印のピースになる。それまでは、生きていてもらわないとね」
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SEI(プロフ) - Aさん» コメントありがとうございます、2期始まりましたね!どうしても本誌が完結していない以上、続きを出すのに時間がかかると思うのですがいつか書く時がきたらよろしくお願いします (8月7日 23時) (レス) id: aa2a9e2f26 (このIDを非表示/違反報告)
A - 呪術廻戦第2期始まりましたね!続きも是非書いてもらえると嬉しいです! (8月7日 21時) (レス) @page36 id: f296b2ed74 (このIDを非表示/違反報告)
SEI(プロフ) - せいちゃんさん» 執筆してる身としてとても嬉しいお言葉です!愛読ありがとうございます、懸命に書き進めていくのでよろしくお願いいたします (2022年2月26日 1時) (レス) id: fb017ffbce (このIDを非表示/違反報告)
せいちゃん(プロフ) - 本があったら買うレベルで好きです!高専の頃のお話も、こちらのお話もとても良きです…!!文章がスラスラ頭に入ってくるし、夢主ちゃんの性格も最高です!(夏油との関係性も凄い好きです!!)これからも更新楽しみにしてます! (2022年2月26日 0時) (レス) id: e204b4e24a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:SEI | 作成日時:2022年2月24日 0時