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「アンタ何級?」
呪霊は突如、七海にそうきいた
七海「1級」
「強いわけだ。実験体としてベスト。俺は運がいいね
感謝するよ」
つぎはぎの呪霊はそれだけ言うと、
一気に七海に近づき、七海の腹に手を当てる
__ズクン
七海「…ッ!!」
「急にスピードが上がって驚愕びっくりした?
自分の魂の形だって変えられるんだよ。呪術師は呪力で体を守ることができても、魂を守ることはしてきてない。でも多少は無意識に魂を呪力で覆っているようだね。そう出なきゃ、あんたは今ごろ俺の手駒さ。
まぁ、あと2、3回触れて人間やめさせてあげる」
_ズズズ
呪霊は、明らかに七海だけを狙っている。
そちらにAを近づけないよう改造人間を余すことなく使って阻んでくる。いくら、祓えるとはいえ、体力はかなり消耗されていく。
なぜ、直接Aには攻撃をしないのか
ここにAが来るのもそもそも計算外だったのか
それにしても、五条を狙ってきた未登録の呪霊
五条やAの名前を知っている相手。
なぜ_____
「ほんとは、君にも触れたいんだよ。僕は_」
確信づいた。
この呪霊はわざと、Aを生かしている
「(その楽しみはまた今度にとっておくよ)」
__「使えるものは全て使う」
彼と手を組む呪詛師の指示だから
その狙いを Aは知らない
_ズサッ
戦いながら、七海はつきはぎ呪霊と距離を話すように逃げる。Aも、改造人間と対峙しつつもその後をつける
「こんなもんか1級術師」
この頃には、七海もAもかなり体力を消耗していた
「よく逃げ回ったけど、色々と限界でしょ。君もね」
だが、こんなところでおわる彼らでもない
七海「残念ですがここからは時間外労働です」
するりとネクタイを外す
刹那、七海に呪力が溢れる
時間による"縛り"
自ら課したその縛りの解除 さらには術式の開示
「本気だね」
高専時代から、連携をとっていただけあって、
Aは、七海のしたい事を察知し、成せるだけの
補佐をする。
一面を駆け回る七海
七海の術式で、あの呪霊を祓えないが
おそらくAの術式ならば、呪霊を祓うことができる
しかし、それは1パーセントにも満たない可能性だ。形を変えられてしまう以上、直接触れなくてはならないし、直接触れる距離まで近づけばA自身が死ぬリスクが高まる
ならば__
全身を一撃で粉々にする
十劃呪法
【瓦落瓦落】
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SEI(プロフ) - Aさん» コメントありがとうございます、2期始まりましたね!どうしても本誌が完結していない以上、続きを出すのに時間がかかると思うのですがいつか書く時がきたらよろしくお願いします (8月7日 23時) (レス) id: aa2a9e2f26 (このIDを非表示/違反報告)
A - 呪術廻戦第2期始まりましたね!続きも是非書いてもらえると嬉しいです! (8月7日 21時) (レス) @page36 id: f296b2ed74 (このIDを非表示/違反報告)
SEI(プロフ) - せいちゃんさん» 執筆してる身としてとても嬉しいお言葉です!愛読ありがとうございます、懸命に書き進めていくのでよろしくお願いいたします (2022年2月26日 1時) (レス) id: fb017ffbce (このIDを非表示/違反報告)
せいちゃん(プロフ) - 本があったら買うレベルで好きです!高専の頃のお話も、こちらのお話もとても良きです…!!文章がスラスラ頭に入ってくるし、夢主ちゃんの性格も最高です!(夏油との関係性も凄い好きです!!)これからも更新楽しみにしてます! (2022年2月26日 0時) (レス) id: e204b4e24a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:SEI | 作成日時:2022年2月24日 0時