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案の定、七海は別の任務を言い渡した
七海｢映画館にいた少年、吉野順平
彼は被害者と同じ高校の同級生だそうです。
映画館の監視カメラはスクリーンに続く通路のみでしたが、佇まいからして彼が呪詛師である可能性は低いと考えていました。ただ被害者と関係があるならば話は別です。｣
呪詛師＿＿＿＿＿
悪質な呪術師を指し、時に人を殺めることを厭わない。
もしも、彼が、呪詛師であるならば、危険なことには代わりがないのだが、
きっと七海のいうモノが本命なのだろう
七海｢手順は伊地知君に任せてあるので
2人で吉野順平の調査をお願いします｣
伊地知と虎杖はビシッと敬礼をして任務へと向う
神妙な面持ちをする七海に伊地知は踵を返した
伊地知｢…ある程度ではなくもう分かっているんですよね？犯人の居場所｣
『…まあだからあたしを呼んだんだと思うけど？』
七海｢勿論。
犯人はその気になれば残穢なんて残さずに
現場を立ち去れるハズです。
私達はまだ誘い込まれてます｣
｢Aさんには悪いですが
私たちで乗り込むリスク
虎杖君も連れていくリスク
前者を選んだまでです。
彼はまだ子供ですから｣
『あたしは別に』
子供であることを考慮する優しさ。
それは七海が持つ優しさだ。
そして、Aが学生時代
大人が与えなかった優しさだ。
＿＿＿夜蛾「…すまない。私にもっと力が有れば
君にそんな仕事をさせずに済むが…」
『お気遣いありがとうございます。
でも、大丈夫です。これが私の仕事ですから』
たった、15歳。
そんな彼女は、呪詛師の自白と拷問
そして、死刑執行これらを任務として言い渡された
子供であること等、関係なく
利用価値だけが、彼女を求めた
頼りにしてくれている。
それを“愛”だと思い込んで＿＿＿＿＿
今もそれはAの中で変わらない。
こびりついた愛という名の呪い。
虎杖｢七海先生ー！！Aさーーん！！」
＿＿＿ﾊﾞｰﾝ
ドアを開けて戻ってくる虎杖
虎杖「気をつけてね」
それだけ伝えに戻ってきたという虎杖。
虎杖も七海も他人思いでいいコンビではないか
この笑顔を守りたい。
大人はそっと微笑んだ。
七海｢虎杖君、私は教職ではないので先生はやめて下さい｣
虎杖｢じゃあ、ナナミン｣
七海｢ひっぱたきますよ？｣
やはり、彼らはチグハグだ。
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SEI(プロフ) - Aさん» コメントありがとうございます、2期始まりましたね！どうしても本誌が完結していない以上、続きを出すのに時間がかかると思うのですがいつか書く時がきたらよろしくお願いします (8月7日 23時) (
レス) id: aa2a9e2f26 (このIDを非表示/違反報告)
A - 呪術廻戦第2期始まりましたね！続きも是非書いてもらえると嬉しいです！ (8月7日 21時) (レス) @page36 id: f296b2ed74 (このIDを非表示/違反報告)
SEI(プロフ) - せいちゃんさん» 執筆してる身としてとても嬉しいお言葉です！愛読ありがとうございます、懸命に書き進めていくのでよろしくお願いいたします (2022年2月26日 1時) (レス) id: fb017ffbce (このIDを非表示/違反報告)
せいちゃん(プロフ) - 本があったら買うレベルで好きです！高専の頃のお話も、こちらのお話もとても良きです…！！文章がスラスラ頭に入ってくるし、夢主ちゃんの性格も最高です！（夏油との関係性も凄い好きです！！）これからも更新楽しみにしてます！ (2022年2月26日 0時) (レス) id: e204b4e24a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SEI | 作成日時：2022年2月24日 0時
