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「トドメは待ってください!」
残穢を辿った先にいた呪霊と戦う虎杖。
トドメをさす寸前に七海が制止した
七海「これを見て。
私の相手を撮影しました」
七海が見せた写真
そこには呪霊がハッキリと写っていた
虎杖「呪霊ってこういうの写んないんじゃ…」
七海「落ち着いて聞いてください
私達が戦っていたのは____」
《____人間だよ」》
呪霊、いや人間を解剖した家入が
電話で七海に説明をする。
家入《いや、元人間と言った方がいいかな》
家入《映画館の3人と同じだな
呪術で体の形を無理矢理変えられている》
七海「それだけなら初めに気づけますよ
私達が闘った2人には呪霊のように呪力が漲っていた」
家入《そればっかりは本人に術式のことを聞くしかないな。》
脳がいじられてた形跡があるが、
まだ呪力と脳の関係については明かされてないことも多いため、家入がハッキリとした答えを出せることは無かった
家入《君が殺したんじゃない
その辺は履き違えるよ》
彼らの死因は、形を変えられたことによるショック死。
それでも_____
虎杖「どっちもさ、俺にとっては同じ重さの他人の死だ。それでもこれは趣味が悪すぎだろ」
そうピリつく虎杖は、きっと、
他人のために怒れる人なのだ
七海「あの残穢自体ブラフで私達は誘い込まれたのでしょう。相当なヤリ手です。
これはそこそこでは済みそうにない。
気張っていきましょう」
虎杖「応!!!!!!」
__「というわけですから、Aさん。
めんどくさがってる場合じゃないのでお願いします」
任務を終えたあと、留守番電話にかけられていた
七海からのメッセージはこれだった。
伊地知「ここ最近の失踪者、変死者。
"窓"による残穢の報告をまとめました。
これである程度、犯人のアジトが絞られます」
高専ではまずいからと、
七海に指定された会議室へ
伊地知と共に向う。短期間でかなり調べあげただろうそのデータを元にすべきことを話あっていた。
虎杖「おっし!!乗り込むか!!」
七海「いえ、まだまだ"ある程度"です。」
七海は、意気込む虎杖を制した。
七海「私は高辻さんと共に調査を続けますので
虎杖君には別の仕事を」
___ピクリ
Aの眉が動く。
困ったことがあれば呼んでもいいと言ったが、
調査ならそれこそ、補助監督に頼めばいい。
なるほど、虎杖を連れて行かない理由は
彼に“死”を覚悟させたくないからだ。
子供である彼を守るために_____
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SEI(プロフ) - Aさん» コメントありがとうございます、2期始まりましたね!どうしても本誌が完結していない以上、続きを出すのに時間がかかると思うのですがいつか書く時がきたらよろしくお願いします (8月7日 23時) (レス) id: aa2a9e2f26 (このIDを非表示/違反報告)
A - 呪術廻戦第2期始まりましたね!続きも是非書いてもらえると嬉しいです! (8月7日 21時) (レス) @page36 id: f296b2ed74 (このIDを非表示/違反報告)
SEI(プロフ) - せいちゃんさん» 執筆してる身としてとても嬉しいお言葉です!愛読ありがとうございます、懸命に書き進めていくのでよろしくお願いいたします (2022年2月26日 1時) (レス) id: fb017ffbce (このIDを非表示/違反報告)
せいちゃん(プロフ) - 本があったら買うレベルで好きです!高専の頃のお話も、こちらのお話もとても良きです…!!文章がスラスラ頭に入ってくるし、夢主ちゃんの性格も最高です!(夏油との関係性も凄い好きです!!)これからも更新楽しみにしてます! (2022年2月26日 0時) (レス) id: e204b4e24a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:SEI | 作成日時:2022年2月24日 0時