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『…で、地下室に来たってことは、
虎杖匿うって感じ？』
五条「…まぁね」
Aをうたがっている訳では無い
ただ、Aが事実を知っているか知っていないかでは、
上層部の考えも変わってきてしまう。
『そこんとこはうまくやるよ。
こっちにもある程度の責任あるしね』
五条「A、僕は別に＿＿＿」
『で？手伝って欲しいって、何する予定？
あたし、近接 教えるの向いてないけど』
Aが悪いとは思ってない
言いたかった言葉はAに遮られる。
おそらく わざとなのだろう
五条「…うん、近接はまずは大丈夫」
虎杖「え！なんで…」
五条「近接戦闘に関しては悠仁は頭一つ抜けてると思うよ。今覚えるべきは、呪力の制御
そして、呪術に関する最低限の知識だね。」
『なるほど』
五条「さすが、A、理解が早くて助かる〜。」
と、Aの方を向けば、ニコニコとしている虎杖が目に付く
五条「…どうしたの？」
虎杖「いや、やっぱり、修行つけてもらうなら
五条先生がいいと思って。それに、五条先生のクラスメイトだったなら、Aさんも強いってことでしょ！」
そんな虎杖に、思わずAも笑みをこぼす
虎杖「…俺は弱くて誰も助けられなかった。
それどころか、伏黒を殺しかけた。
今のままじゃあいつらに顔向けできねぇよ。
強くなりたい。«最強»を教えてくれ」
大丈夫、僕最強だから
五条「お目が高い」
虎杖「先生自分で言ってたけどね」
『こんなんだけど、一応最強ってとこは保証しとくから…』
五条「こんなんってなに。こんなんって」
話が逸れたと、咳払いをひとつ
五条「あちらをご覧下さい」
＿ﾊﾟｶｰﾝ
＿＿ﾍﾟｷﾍﾟｷ
2つの空き缶は呪力と術式の2つの攻撃でボコボコになる
五条「それでいて、術式は人によっても異なる
ほら、Aも」
＿ｼﾞｭｳｳ
Aの術式にあたった缶は毒でドロドロに溶ける
虎杖「つまり！これからチョベリグな術式を身につけるとか」
五条「いや、悠仁は術式使えないよ
簡単な式神や結界術は別として基本的に術式は生まれながら身体に刻まれているものだ。だから呪術師の実力は才能がほぼ八割なんだよね〜」
Aの術式は、彼岸呪法
毒を基礎とするその術式は使い方も数多く
実力的にも申し分ない
彼女が認められないのは 高辻家の相伝をもたないからだ。
五条家ならば無下限呪術
高辻家には、雷光
これを持って生まれなかった時点で、
Aの才能は一族からしたら0に近かった
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SEI(プロフ) - Aさん» コメントありがとうございます、2期始まりましたね！どうしても本誌が完結していない以上、続きを出すのに時間がかかると思うのですがいつか書く時がきたらよろしくお願いします (8月7日 23時) (
レス) id: aa2a9e2f26 (このIDを非表示/違反報告)
A - 呪術廻戦第2期始まりましたね！続きも是非書いてもらえると嬉しいです！ (8月7日 21時) (レス) @page36 id: f296b2ed74 (このIDを非表示/違反報告)
SEI(プロフ) - せいちゃんさん» 執筆してる身としてとても嬉しいお言葉です！愛読ありがとうございます、懸命に書き進めていくのでよろしくお願いいたします (2022年2月26日 1時) (レス) id: fb017ffbce (このIDを非表示/違反報告)
せいちゃん(プロフ) - 本があったら買うレベルで好きです！高専の頃のお話も、こちらのお話もとても良きです…！！文章がスラスラ頭に入ってくるし、夢主ちゃんの性格も最高です！（夏油との関係性も凄い好きです！！）これからも更新楽しみにしてます！ (2022年2月26日 0時) (レス) id: e204b4e24a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SEI | 作成日時：2022年2月24日 0時
