呪術廻戦6【短編集】

わたしをどーぞ【七海建人】ミイミイー様リクエスト ページ4

五「わかった？」


「分かりました！」


五「可愛く言うんだよ」


「はい！」




と、五条さんの電話を切ったのがつい数分前。





建「ただいま帰りました」


「おかえりー！」




私の彼氏、七海建人が帰ってきた！




建「今日も大変疲れました…」


「建人！あのね、」


建「どうしましたか？」


「ご、ご飯にする？お風呂にする？それとも、わ・た・し？」


建「…」




あ、あれ？
最近お疲れ気味の建人を元気づけてやれと、五条さんに言われた通りにしたのに…建人は固まったまま。




「建人？」


建「どこでそんなこと覚えたんですか」


「え、えと、」


建「どうせ五条さんでしょう」


「…うん」




だめだったかな…




「ご飯にしよっか」


建「いえ、」


「え？」


建「あなたにします」




なんて言って、玄関の壁に私は追いやられる。




「建…人？」


建「Aを食べたい」


「な…っ、」




いつもの冷静な健人の顔ではなく、オスの顔の健人。
色気ムンムンすぎて直視できない。




建「こっち向いて」


「…む、り」


建「誘ったのはあなたでしょう？」


「誘ったというか、その、」


建「キス、させてください」




いつもより低い声…
顔を上げれば、いつもの軽い優しいキスではなく、深く激しいキスをされる。




「んん…っ、」


建「…はあ…、舌もっと絡めて、」


「ん、」




言われた通り舌を絡めればさらに深く激しくなるキスに私はもうされるがまま。




建「…止まりそうにありません」


「で、でしょうね…」


建「いいですよね」


「は、はい」




お姫様抱っこされ、ベッドへ直行。
どうも変なスイッチを入れてしまったらしい。




建「長い夜になりますよ」


「優しくお願いします」


建「私も男なので」


「え、」


建「好きな女性を目の前に優しく出来る保証はありません」


「…」









ー次の日


五「A、昨日どうだった？」


「…」


五「あー…すごいことになってんね(キスマークだらけ…手加減ないな七海)」


「五条さんに言われた通りにしたらこうなりました」


五「いいじゃん。癒されたんじゃない？」


「癒されましたかね？」


五「うん(たぶんね)」

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