呪術廻戦4【短編集】

至れり尽くせり【両面宿儺】ミイミイー様リクエスト ページ28

「…疲れたな」




なかなかハードな任務から解放された私。
ソファに少しだけ腰掛けたものの、物凄い睡魔に襲われる。




宿「A」


「…ん？悠仁？」


宿「俺だ。風呂入れ」


「あー…宿儺。入りたいのは山々なんだけど眠くって」


宿「俺が入れてやる」


「…えっちー」


宿「バカか。ほら万歳しろ」


「ん、」




言われるがまま、宿儺に服を脱がされお風呂に行き、全部洗ってもらって、今は顔パックしてもらいながら湯船に浸かってるところ。




宿「寝るな、死ぬぞ」


「んー…宿儺もお風呂とか入るんだね」


宿「まあ嫌いではないからな」


「気持ちいいねぇ」


宿「あまり長湯は身体に良くないからな、出るぞ」




それから身体拭いてもらって、保湿クリーム塗ってもらったりして、パジャマに着替えさせてもらう。
少し目が覚めてきた。




「宿儺、女子力高くない？」


宿「この時代は色んな情報が入ってくるからな」




なるほど。
それにしても私より女子力あるわ。
いつもこんなに自分に手をかけてない。





「ふあ…眠い」


宿「頭乾かすまで待て」




ドライヤーで綺麗に乾かしてもらう。
オイルやら何やら塗ってもらっちゃって。
ほんと至れり尽くせりってやつね。




宿「おい、まだ寝るんじゃない」


「…んー、起きてる起きてる」


宿「ベッドに行くぞ」


「ん、」




お姫様抱っこ…キュンてすんだろコノヤロー。





宿「見た目より重いな」


「失礼な」


宿「寒くないか」


「大丈夫。宿儺あったかいから」


宿「ん」





宿儺に抱き付けば、それに応えて抱き締め返してくれる。
宿儺の筋肉いいなー素敵。





宿「おやすみ」


「おやすみー」







ー後日


五「あれ？A、今日すごいいい匂いするし、全体的にいい女なんだけど」


「昨日、宿儺が色々としてくれた」


五「色々…(なんだ色々って)」


「宿儺、悟以上にいい男」


五「あっそ」
　

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