常識の範囲内【五条悟】 ページ2
五「疲れちゃったなー僕」
「任務お疲れ様です」
五「疲れちゃったなー僕」
「…お疲れ様です」
五「疲れちゃったなー僕」
「………これ私何言えばいいんですか?」
五「私が癒してあげますって言って」
「え、」
五「疲れちゃったなー僕」
「私が癒して、」
五「やったー!ほんと?何してもらおっかなー!」
まだ最後まで言ってないんだけど…と思いつつ、もうこうなったらとことん先生に付き合うしかない。
「何して欲しいですか?」
五「何でもいいの?!」
「まぁ、普通の大人として、普通の一般的な大人としての常識内で、生徒の私が叶えられる範囲ならいいですよ」
五「ねぇ、僕を何だと思ってるの?」
「先生、ろくなこと言わなさそうなんで」
五「ひどいなー」
「そもそも、この距離感がどうかなと思うんですが…」
最初の一言目からもうすでに後ろから抱きつかれてるわけだし、この時点で常識の範囲内超えてはいる。
五「マッサージでもしてもらおうかな」
「マッサージですか?なら得意です!この間悠仁にも褒められて」
五「ちょっと待って」
「え?」
五「悠仁に何したって?」
「マッサージですよ」
五「どんな?」
「どんなって、普通に」
五「僕にもして」
「じゃあ、横になってください」
先生は嬉しそうに横になる…まではよかったけど、何故に仰向け?普通うつ伏せでしょ。
「先生?」
五「なーに?」
「うつ伏せでお願いします」
五「んーでも僕、腹筋が凝ってるんだよね」
「…そんなの初めて聞いたんですけど」
五「僕、最強だから」
「でも、とりあえずうつ伏せでお願いします」
五「もー」
もーはこっちのセリフ…
渋々うつ伏せになった先生の背中をマッサージし始める。
五「あー…いいね、上手」
「よかったです」
五「もっと腰らへんもして?」
「あ、はい」
言われるまま、先生の腰へと手を伸ばすと、私の視界は一気に変わる。
「…あれ」
五「ん?」
「何故私の視界に天井が?」
五「天井じゃなくて、僕もいるでしょ?」
「そう…ですね」
所謂組み敷かれている状態。
「どいてください」
五「無理」
「先生、私"ただの"生徒ですからね」
五「それが"ただの"生徒じゃなくなるんだなー今から」
「先生」
五「ごめんね、だって好きなんだもん」
「…硝子さんと野薔薇に言いますよ」
五「その前に既成事実作るから」
416人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
yuuna(プロフ) - あの前の設定で夢主が幼馴染に腕組んだり笑顔を見せてたりして五条が嫉妬して無理矢理致す話が見たいです! (2021年4月15日 19時) (レス) id: a73b6209c2 (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイー☆(新アカ)(プロフ) - ご都合術式で子供になった夢主とキャラの話をお願いします(記憶有り無しはお任せします。伏黒、五条、夏油の三人で見てみたいです)出来なかったらすいません…余談ですが、好きな子(夢主)守ろうとする子供(キャラ)ってかっこ可愛くて最高ですよね←お巡りさんこいつです (2021年4月15日 18時) (レス) id: 01da57d997 (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイー☆(新アカ)(プロフ) - こんにちは!リクエストありがとうございました!まさか宿儺にこんなに甘やかして貰えるとは…女子力の塊ェ…次のリクエストで虎杖と宿儺に取り合いされる話と、未○年の主張っぽいイベントで吉野にプロポーズまがいの告白される話と(↑に続きます) (2021年4月15日 18時) (レス) id: 01da57d997 (このIDを非表示/違反報告)
暁(プロフ) - 最高でした〜ありがとうございます!!またリクエストお願いします。高専五条で夢主がなかなか振り向いてくれないので媚○飲ませて強引に致しちゃう的なの見たいです!!どうぞお願いします! (2021年4月14日 21時) (レス) id: 9d76300889 (このIDを非表示/違反報告)
浅井(プロフ) - ミイミイー☆(新アカ)さん» 本編ではなかなか厳しい現実が多いので、ここでだけは幸せになってほしいなーと思っていつも書いてます!リクエストどんどん書いて行きますのでしばしお待ちをー! (2021年4月14日 19時) (レス) id: bf0e9c47ed (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:浅井 | 作成日時:2021年4月6日 11時