3.異変 ページ4
Aside
『ううん、なんでもない!』
そういって勢いよく立ち上がり、練習に戻ろうと思ったのだが、
(あ、れ...?)
足に力が入らない、それに頭がなんだかふわふわして____
「A!?」
倒れる寸前で伏黒くんが支えてくれた。
さすが、反射神経がいいな〜と思いながらも心配させないように伏黒くんから離れる。
『ごめん、ありがとう!ちょっと疲れてるのかな〜あはは!』
もう大丈夫だから、と言ったが正直なところまだ頭がくらくらする。
(これは、ちょっとしんどいかも...)
さっき座っていた岩にもう一度腰掛けて落ち着くのを待とうと思ったけど
「無理すんなよ。部屋まで運ぶ、ん」
乗れよと言わんばかりに私の前に後ろを向いて屈んでこちらを見る伏黒くん。
(まってまって、おんぶされるのは色々と不味い)
なんせ今日は任務帰りにそのまま鍛錬していた所為で制服なのだ、つまりスカート。
というかそれ以前に、鍛錬中めっちゃ汗かいたし、何より重いだろうからそれを考えると申し訳ない。
正直今の状況と伏黒くんの気持ちはとても有難いし助かるけど....
『だ、大丈夫!自分で歩けるから...!』
そう言って再度立ち上がるがまたふらついてしまう、これじゃ全然大丈夫じゃないみたいじゃん....!!
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もちうさぎ - とっても面白いです!更新待ってますね! (2021年5月9日 17時) (レス) id: bbe655fb2c (このIDを非表示/違反報告)
白狼 - 初コメ、やったー! めちゃくちゃ面白いです!!更新楽しみにしてます!! (2021年3月21日 22時) (レス) id: 5f471a5c91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水瀬 | 作成日時:2021年1月1日 17時