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「 いいお母さんになりそう」


「 じゃあ、お父さんは俺かな。

なー、トゲ蔵? 」




トゲ蔵に向かって首を傾げた彼





「 そうなの?

でも、赤ちゃん1人くらいはいて欲しいな。
出来たら、トゲ蔵遊んであげてね? 」



「 ブッ 、 A今かなりの爆弾発言した」



私以外の3人が丁度飲んでいたお茶を吹き出した




「 ん? 何が?」



「 ま、安心して。 その夢叶えてあげ「 辞めなさい」 なんだよいいとこだったのに」




まほっちゃんの言葉をあーちゃんが遮った






「 ほんとに、かわいいな 〜 ♡」


「 Aも、充分かわいいよ〜 」



と、前から私とトゲ蔵を包み込むように抱き締めてくるのは当然の彼





「 いや、これ傍から見たら夫婦でしょ」





写真撮ってと、いつの間にかまほっちゃんに言われたらしいしばゆーがカメラを携帯を構えながら発した







「 まほっちゃんも、Aが奥さんだったら毎日デレデレだろうね」



しばゆーの構えてる携帯を覗きながら隣であーちゃんからも




「 当たりめぇだろ」


「 まほっちゃん、そろそろトゲ蔵がきついよ?」


「 あ、ごめんね ! 」




すぐ離れた彼

なんか、一気に寂しくなった気がしなくもない







.






「 トゲ蔵またね〜!! 絶対来るからね! おばさんのこと忘れないでね!! 大好きだよー!!! 」



「 そろそろ、トゲ蔵から離れようか」




トゲ蔵とのお別れ


こんなに悲しいお別れは久しぶりだよ





「 今度はぽんすから会いに行くよーって」




あーちゃんがトゲ蔵の手を自分で動かしてバイバイを、させる





「 待ってるよ!!!いつでもね!! バイバイ!大好き!!」






ガチャン とドアが目の前で閉まる



.





「 トゲ蔵とバイバイしちゃった ,,,」



「 そうだね,,, 俺まだ、Aとバイバイしたくない」




まほっちゃんが、頬を膨らませて自分を見てくる


くぅぅ、 かわいいよ




「 家来る、?? 」


「 行く!!!!」






自宅に呼ぶとすぐに返事をしてきた




彼のあざとい顔には、毎回負けてしまう

ダメだなぁ、自分。 まほっちゃんに弱いと、つくづく感じる







.

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作者名:プキ | 作成日時:2018年1月1日 13時

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