【呪術廻戦】讃美歌

2話 ページ4

ひっさびさに、日本！！！！

私は溢れんばかりの雑踏を目にして、
ようやっと帰ってきたか！
と1人ため息を吐いた。

「そいつ捕まえて！！！」

え、どいつ？？

どこか聞き覚えのある声だ。
なんて気にならなくて、
声の主はどこだ、誰を捕まえる？
と目線を動かす。

そうして。

なんか変な目隠しに、
なんか変な髪型の、
懐かしい坊ちゃんを見つけて。

「げ。」

目の前に現れた見覚えのない面の少年を見て。

「なんか先生が捕まえろって言ってるんで！
すんません！」

ばっと手が伸びてきて。

あんまり唐突に五条さんに会ったので、
あぁ怒られる
なんていらないことを考えてしまったが。

慌てて、

「あー無理無理。
“触れないよ”」

すぱぁん！

と彼の掌と自分の間に境界をひいて。

「五条さんに伝えてくれる？
まぁ多分また会えるよって」

「適当！！！！」

そんな声を聞きながら
私は足早に雑踏に紛れた。




つーかなんだあれ、
変な格好してんなぁ

3話→←1話 待って非公開にしてた意味わかんなかったでしょ！すみません！！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す