罪状２７ ※修正 ページ28
『すみません。改めて、北海玲羅です。』
少し笑みを浮かべながら、自己紹介。
そんなにも人の名前が知りたいのか、警察官というのは。
私だったら人の名前なんぞすぐに忘れてしまうというのに。
ふと顔を上げてみると、奥の方でヒソヒソと話している2人、手前で目を見開いてる2人が見えた。
そんなにも私の名前が変だったのだろうか。
まさか、私のことを覚えているわけではあるまい。
「ねぇ、まじの北海？」
「俺らのこと覚えてるか。」
私一級フラグ建築士になろうかな。
最近フラグを立てるのが得意になってきた気がする。
気をつけなきゃ。
そこで、私は良いことを思いついた。
心の中で意地悪く笑う。
『覚えてるとは、わかりませんね。だって私たち初対面なのではないでしょうか。』
にっこりと笑いながらいう。
こちらはめっちゃ覚えているである。
あんなことがあったんなら、否が応でも忘れないだろう。
そんな私を見てか、少し顔を歪める面々。
『まず、それぞれのお名前をお伺いしてもよろしいでしょうか。』
目を見合わせて、何かを話す。
小さすぎて聞き取れなかったが、私の話をしているのは間違いないだろう。
それを見て、笑いながら言う。
『どうかしましたか？それとも、何か名前を言えないことでもあるんですか？』
私の声にイラついたのか、低い声で言う松田。
「松田陣平だ。」
それに続けて、全員言う。
「萩原研二だよ〜。」
「伊達航だ！」
「諸伏景光。今はちょっと訳ありで緑川光って紹介してるから、そこんとこよろしくね。」
4人に続けて、カウンターの奥から声がする。
「もうこの際だから言ってしまうが、降谷零だ。覚えてるだろう。」
普段のニッコニコの営業スマイルからは想像もできない高圧的な口調に若干引く。
ファンが泣くぞ、と思いながら目を向けた先は金髪ゴリラである。
もういつぞやのように安室さんと呼ぶことはないだろうと思いながら、視線を彼ら全体に移した。
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つむやぎ(プロフ) - 明里香さん» 誤字脱字、ご指摘いただきありがとうございます…！修正させていただきますね。 (12月5日 16時) (
レス) id: 0e2e7bdab8 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 24話、言われたことがるじゃなくて、言われたことがあるです。 (12月5日 10時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 17話、ミステリー付きじゃなくて、ミステリー好きです。 (12月5日 10時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 4話、私を読んだじゃなくて、私を呼んだです。 (12月5日 9時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 3話、犯行動悸じゃなくて、犯行動機です。 (12月5日 9時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：I luck | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/topaazu/
作成日時：2023年1月28日 8時
