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罪状22※修正 ページ23

江戸川少年と約束した日に、カバンに小説を詰めてポアロに向かった。


待ちに待ったオタ会(笑)のために、いろいろと読み漁ってきたのだ。

深夜まで。


仕事三昧で疲れてるのにも関わらずこうなってしまったので、私の目には耐えなくクマがついている。


メイクができれば隠すことができたのだが、あいにく私はメイク道具を持ち合わせていない。

なので、この死んだ目+くまというなんともどんよりとしたスタイルで行こうと思うが。



そんなことを考えていたら、ポアロの近くまで来ていた。

今日こそは梓さんのはず…だが。





「あ、玲羅さん!」



『江戸川少年、』




ポアロの前でバッタリと江戸川少年と鉢合わせした。






『今日は、新発売のやつ持ってきたんだよ。見るかい?』



「え、いいの!?俺、今月ちょっとお金が足りなっちまって買えなかったんだ、それ。」




最初に会った時とは打って変わった口調の少年。


あれはやはり演技だったらしい。

それを知った時は「あざといな、おい」などと呟いてしまったのだが。


慣れというものは怖いものだ。すぐに順応してしまった。


今だったら手のひらクルックルの少年を見ても驚かないだろう、多分。



この小説のどこが良かっただの過去編がすげぇだのと店前で語りまくる私達。

さぞ迷惑でしょうと思い、少年を連れてポアロに入った。


スタスタといつもの場所に少年と並んで座り、本を出す。




「こんなに読んでも良いの!?」



『君が私を沼らせたんだろう?お礼だよ、お礼。』



などと言ってコーヒーを注文する。




「かしこまりました!コナンくんはアイスコーヒーかい?」




おや、聞き覚えのある声が聞こえてきたぞ??

癒しのあずさちゃんの声ではない、皆さんご存知であろうあのゴリラである。


ふと本から視線を上げると、完璧な営業スマイルの金髪ゴリラがそこにいた。


最初の方は安室さんと読んでいたのだが、もうめんどくさくなってゴリラと心の中で言っている。

一回口を滑らせてしまった時があったのだが、コップにヒビが入っていた。


エグい。


ゴリラ恐るべし。

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設定タグ:名探偵コナン , 警察学校組 , 裁判官   
作品ジャンル:アニメ
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つむやぎ(プロフ) - 明里香さん» 誤字脱字、ご指摘いただきありがとうございます…!修正させていただきますね。 (12月5日 16時) (レス) id: 0e2e7bdab8 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 24話、言われたことがるじゃなくて、言われたことがあるです。 (12月5日 10時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 17話、ミステリー付きじゃなくて、ミステリー好きです。 (12月5日 10時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 4話、私を読んだじゃなくて、私を呼んだです。 (12月5日 9時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 3話、犯行動悸じゃなくて、犯行動機です。 (12月5日 9時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:I luck | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/topaazu/  
作成日時:2023年1月28日 8時

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