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罪状17 ページ18

しばらく無言が続く。

サンドイッチも食べ終わってしまい、コーヒーも残りわずかとなってしまった。


時間が経つのが早いせいなのか?

いや、私が気を逸らそうと食べ続けていたせいだな。


自問自答を繰り返して、また時間が過ぎていく。

そんな心境だったが、さっきからずっと私を見る視線が痛かった。


それもしょうがない、私以外に客がいないのだから。

まあそんなことを思いながら、最後の一口に口をつける。




『あの時会社員だって言ったのは、悪かったでしょうか。』



法的にはアウトではない。偽証罪はあくまで法廷で証言を偽造した際の罪だ。

だが、裁判長が警察の事情聴取で嘘をついたとなると、世間一般から批判を受ける可能性もある。



「まぁ、北海さんが裁判長だってことはもう刑事さんも知っているはずです。」



それは知っている。

警察もそこまで馬鹿じゃないだろう。


『安室さん、一体あなたは何者なんです?ただの店員というわけじゃぁないでしょう?』



ふと、思っていたことを疑問に出す。

この三週間ずっと疑問だったのだ。


あんな洞察力やら観察眼やらがあって、警察に協力していた人物が。

こんな喫茶店でノコノコと働いている…のかもしれないが。


働いているはずがない、と思ったが。

まあこんな探偵でもなんでもない私でさえこうなっているのだから、この街は。




「探偵です。上の毛利探偵に弟子にとってもらっていまして…。」




なんと、彼は探偵だったのか。

ならばあの時の推理も納得がいく。


ただの店員と子供、ではなく、探偵とミステリー好きの少年、だったのだ。

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設定タグ:名探偵コナン , 警察学校組 , 裁判官   
作品ジャンル:アニメ
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つむやぎ(プロフ) - 明里香さん» 誤字脱字、ご指摘いただきありがとうございます…!修正させていただきますね。 (12月5日 16時) (レス) id: 0e2e7bdab8 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 24話、言われたことがるじゃなくて、言われたことがあるです。 (12月5日 10時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 17話、ミステリー付きじゃなくて、ミステリー好きです。 (12月5日 10時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 4話、私を読んだじゃなくて、私を呼んだです。 (12月5日 9時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 3話、犯行動悸じゃなくて、犯行動機です。 (12月5日 9時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:I luck | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/topaazu/  
作成日時:2023年1月28日 8時

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