世界一の2人【ONE PIECE】 (ページ9)

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頂上戦争⑦ー言葉の妨害ーページ9

ルフィ「ーーーー1人1人が強ェな！！！」

バキッ！！ドカッ！！

ルフィ「！！」

ルフィの周りの海兵がバタバタと倒れた。

A「金棒なんて持っちゃって……どっちが海賊か

分からないじゃんね？」

ルフィ「お前は！！ワニと一緒にいた奴！！」

A「援護に来たよ！！」

ルフィ「本当か！！？ありがてェ！！」

ボコボコッと瓦礫の中からゾンビ兵が次々と出てく
る。

モリア「さァゾンビ兵行って"麦わら"を捕獲して来い！！！」

A「七武海の……！！えっと………カエル・ヤモリ？」

モリア「"ゲッコー・モリア"だ！！おのれ小娘、お前

の影も切り取ってやる！！！」

Aに怒りを覚えたモリアはAの方にもゾンビ

兵を向かわせた。

A「あぁ怒っちゃった……。でも相手がゾンビな

ら手加減はいらないよね…！」

「"麦わら"を討ち取れェ！！！」

「奴が脱獄囚の主犯だ！！！」

ルフィの元に海兵が攻め込んでいく。ルフィはダメー

ジを負いながらも海兵を倒し、エースの元へと急ぐ。

モリア「ここは戦場！！死人の数だけゾンビは増やせ

る！！！キシシシシ！！！」

ルフィ「モリア！！……厄介なのがいるな…！！」

エース「来るな！！ルフィ～～～～！！！」

ルフィ「え…。」

白ひげ「………。」

エース「わかってるハズだぞ！！おれもお前も海賊な

んだ！！思うままの海へ進んだハズだ！！！」

エースからルフィに向けて衝撃の言葉が発せられた。

だがルフィは足を止めることなく、処刑台に向かって

いる。

エース「帰れよルフィ！！！！なぜ来たんだ！！！」

ジンベエ「エースさん…。」

エース「(頼むルフィ…お前まで道連れにならねェで

くれ……！！！これはおれの失態なんだ……！！！)

俯くエースにルフィは堂々と言い放った。

ルフィ「おれは弟だ！！！！」

と。

エース「！！！」

ルフィ「海賊のルールなんておれは知らねェ！！！」

エース「わからず屋が…。」

エースの言葉に構わずルフィは処刑台に向かって行

く。もはやルフィを口先で止めることは誰にもできな

いだろう。

ルフィ「ウオオオオオオ！！！」