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…
｢松本？急にどうした？｣
｢……ぁ、｣
言葉を発したのは松本だ。
そんな彼も意図せず出てたようで
そんな自分に驚きながらも
｢急じゃ、ないよ｣
と顔を赤くしていた
楽屋で2人きりになったタイミングで
松本が俺の隣にやってきて
たった2文字の
とても大事にしたいであろう言葉を
俺に向かって吐き出したのだ
｢……なんだよ可愛いやつだなぁ！悩み事でもあ｣
｢あの、オレ本気で言ってるんだけど｣
軽口叩いて空気を和ませようとしてみたけど
食い気味に遮られてしまう
その顔は、覚悟を決めた顔に変わっていた
｢ごめん翔くん、困るよね｣
困るというか……うん、困るわ
松本がそうやって切なそうな顔してるのは、困る
｢言ったら迷惑になるってわかってたから秘めてようって思ってたんだけど、つい言っちゃって……｣
なんでそんな辛そうな顔してんだよ
｢気まずくなるのも嫌だったから黙ってたのに｣
オレのためになんで
｢ごめん、忘れて｣
忘れるなんて
｢無理だろ｣
｢……ッ｣
ってこれじゃ誤解されるだろ！
あくまで冷静に、……冷静に。
｢あ、違う。お断りの意味じゃない｣
｢…え？｣
伏し目がちに、でもこちらに顔を向ける松本は
かつて、Jr.時代の面影が残る可愛げのある顔をしてて
昔みたいに俺が守ってあげても、いいのかな
なんて自惚れてしまう
それにちょっとした優越感も混じって
自分にその気持ちを受け入れられる器がとうの昔にできてたことに、気づいてしまった
けれど
｢少し、考えさせて｣
｢考えてくれるの？｣
考えなきゃ、ダメだろ
｢松本もずっと抱え込んでたんだろ？いつからかはわからないけど……｣
｢うん。もう、何年も前から好きだった｣
オレはどれだけの間、松本の中に秘められていたのだろうか
何故か涙目の彼の頭を撫でる
｢ちょ、駄目だよ｣
俺の手から離れようとする松本
｢なんでよ｣
｢……勘違い、しちゃうから｣
難しいなぁ
うーん、つかこんなに可愛かったっけ？
オレもそちらの扉を開きかけたところで
改めて冷静になり、一つ提案することにした
｢わかった、じゃあさ
お試しで、付き合ってくれませんか｣
｢へ？しょおくん何言って……｣
おぉ、久々に聞いた。
舌っ足らずな『しょおくん』
それを聞いてしまうと余計に気持ちは固まっていく
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充電3%(プロフ) - ミロさん» またまたコメントありがとうございます！思わずニヤケるようなやりとりを意識して書いているのでそれなら本望です！！イチャコラ、、、させましょう(*^^*)あと少しだけお付き合いくださいませ！ (2020年9月5日 13時) (
レス) id: 33e9788ddb (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - 赤紫大好きです！めちゃくちゃニヤケながら読ませて貰ってますよw もっともっとイチャコラして欲しいです。とっても好きなお話です (2020年9月4日 17時) (レス) id: 7ba833df6a (このIDを非表示/違反報告)
充電3%(プロフ) - ミロさん» コメントありがとうございます！！今後の進展、是非見守っててください(*^^*)ご期待に添えれるよう更新頑張ります！ (2020年8月23日 11時) (レス) id: 33e9788ddb (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - 進展が楽しみです！待ってますーー (2020年8月22日 0時) (レス) id: 7ba833df6a (このIDを非表示/違反報告)
充電3%(プロフ) - あいさん» 返信遅くなってしまい申し訳ないです(；A；)コメントありがとうございます！近々更新出来ればと考えておりますのでどうかお待ちいただけると幸いです(^-^; (2020年8月11日 7時) (レス) id: 33e9788ddb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：充電3%. | 作成日時：2020年4月30日 13時
