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薮「…光」
 


ブランコを漕いでいた薮の元に八乙女が来る



薮「…俺、騙されてたよ。



せっかく生かしてもらってると思ったら…逆に殺されかけてた」



八乙女「俺もだ。



…お互い、最悪だな」



そしてしばらく沈黙の時間が流れる



八乙女「…薮、こんなことを言うのも恥ずかしいんだけどさ」



薮「どうしたの、光」



八乙女「一緒に死んでくれね?」



八乙女はポケットから包丁を取り出した



八乙女「これでお互いに刺してさ…なんて、最悪だよな」



薮「いいよ」



薮は八乙女の手に触れる



薮「…俺もそう思っていたからさ」



八乙女「…すまない」



2人は立ち上がってお互いに向き合った



そして包丁を心臓に突き立てる



赤い液体がじわじわと溢れ出した



八乙女「…ごめんな、薮」



薮「いいんだよ…光」



ユーリ「あ、死にかけてる」



リョースケ「本当だな」



そこにユーリとリョースケがやってきた



八乙女「お前ら…」



薮「なんで…?」



ユーリ「ごめんだけど」



リョースケ「【大罪】を犯すと大死神様に怒られるからな。



人間の魂よ、【審判の間】にご招待」



ユーリ「あと、死ぬならもっと綺麗な死に方あったけどな。



さぁ、Judgmentの時間だ」



その場からユーリとリョースケの姿が消え、薮と八乙女も項垂れた

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慧jump(プロフ) - Cancakeさん» コメントありがとう‼︎これからの展開を楽しみにしててね‼︎ (2022年2月5日 12時) (レス) id: fc3df4fc56 (このIDを非表示/違反報告)
Cancake(プロフ) - 移行おめでとう!ゆとけとの展開にドキドキです! (2022年2月5日 12時) (レス) @page2 id: 54f2916675 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl  
作成日時:2022年2月5日 11時

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