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中島が帰宅したのは深夜12時であった
扉の前には数人の人がいた
〈中島さん、お母さんがずっと騒いでるんです。
静かにさせてください〉
中島『…すいません』
フラフラと扉を開ける
〈…お母さんほっといて深夜に帰ってくるなんて、信じられない〉
その言葉を聞いた時、中島の心が壊れる音がした
中島『…ハハ、信じられない、か』
ベッドに寝ていた女性に近づく
〈あー、うー〉
中島『…母さん、一緒に死のう』
〈あー?〉
中島『…いいよね、死神さんたち。
ハハ、文句なら魂に言ってよ。
…そうだ、高木くんにこのこと伝えよ』
中島は高木に電話をかけ、夢が叶えられないことを伝えた
そして包丁を取り出して女性の胸に静かに突きつけた
〈うー…ゆ…と〉
女性の言葉を聞いた時、中島の目から涙が溢れた
中島『お母さん…うわぁぁぁ‼︎』
中島は女性から包丁を抜いて半狂乱になり、カーテンレールに縄を括った
中島『神様…もし…願いを叶えてくれるなら。
もう一度…お母さんの子どもとして…生まれさせてください』
そう呟いた後、椅子を蹴り飛ばし首を吊った
外から激しくノックされる音を遠くに聞きながら中島はゆっくりと涙を流して死んだ
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慧jump(プロフ) - Cancakeさん» コメントありがとう‼︎これからの展開を楽しみにしててね‼︎ (2022年2月5日 12時) (レス) id: fc3df4fc56 (このIDを非表示/違反報告)
Cancake(プロフ) - 移行おめでとう!ゆとけとの展開にドキドキです! (2022年2月5日 12時) (レス) @page2 id: 54f2916675 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl
作成日時:2022年2月5日 11時