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神々45 ページ46
キングside
あれからレイと進んでいくと、おかしなことばかりだった。普通の人間……それも商売人の彼が何でここまで力を持っているんだ？
それに、あの不思議な兄弟達。魔神族………それも十戒であろう相手を素手で吹き飛ばすなんて。
そういえば、一回さりげなく聞いてみたことがあったかな。
『ねぇ、レイティス、君って強いよね。何処かで修行でもしてたの？』
『あ？俺は普通に生きてただけだ。まぁ、たまぁに喧嘩とかしてたけどな』
『喧嘩だけで？』
『うちの兄弟は俺みたいに素行は悪くねぇけど、生まれつきだから仕方ねぇのよな』
彼の感じからするとまだ本気すら出してない。軽く遊んでる程度だった。
やっぱり彼らは何かを隠している。そしてそれはきっと壮大な何か。魔神族なんか眼中にないくらいものだ。
そうなると、今僕の目の前にいる彼も………。
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作者名：紅鵺or白夜Ψ黒夜 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時：2020年6月30日 10時
