静かな音から…… 【七つの大罪】 (ページ34)

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神々33 ページ34

コイオスがため息を吐きながらクレイオスの肩に手を置いた。そして静かに前へと出た。

「慌てるな。策はある」

「あ！僕活躍できる！？」

「今回はお前の出番じゃない。くr…あーレイ！お前はテレポートの穴を！レイティス！お前は実力であいつをその穴の中に押し込め！！」

「［了解した！］」

「それなら任せておけ。得意分野だ！」

コイオスの指示のもと、俺は一気にガランへと近づき、蹴りを入れる。怯みを見せたらどんどん攻撃を仕掛けていく。

「な、何だこいつは…！」

「オラオラオラァ！！そんなもんかよ！！強いんだろぉ？」

「わぁ、兄さん生き生きしてる～」

「あれがあいつの本分だ。暴れ回る、一番のストレス解消だ」

「ふふふっ。独自ルールを利用したでしょー。性格わっるーい」

「なっ！？お前らと同じにするな！俺はこれが最善の策だと思って伝えただけだ！」

「どうだか～。弟大好きお兄ちゃんがねぇ？」

「レイ！準備はいいか！」

「あー！話題変えたー！」

「［準備オッケー！］」

俺は穴ができた瞬間そこに押しやった。