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神々30 ページ31

僕は通れるかどうかを実際に見て確かめたいが
兄さん達の生活の場だから無断で見に行ってはいけないね。


「[どれくらい狭いか見に行きたいんだけど...]」

「あぁ、まぁ、構わないぞ。ついてこい」


とついて行こうとしたら


「おい、何してる」


イアぺトスが帰ってきた。


「あっ、兄さんお帰り〜。この洞窟を通りたいんだって!この人達」

「通らすことは可能なのかと思ってな」


と兄弟二人は言うが...


「はあ……何を勝手に……仕方がない。条件がある」

「[じょ、条件?]」

「俺に話しかけるな、触るな、顔を見せるな。んで最後に、殴らせろ」

「[...僕が我慢すればいい話だね]」

「おい!お前それはないだろ!こいつはお前のことを心配してたんだぞ!?」


コイオス兄さんがイアぺトスに言う。

だけど


「[...兄さん、僕は大丈夫]」


その条件を受け入れることにした。

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作者名:紅鵺or白夜Ψ黒夜 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/  
作成日時:2020年6月30日 10時

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