神々23 ページ24
メリオダスside
「なるほど………所謂兄弟の価値観の違い、というものだな」
飯を食べていたゴウセルがレイの言葉の返答とでもいうように発言した。
「お兄さんは、君のそういうところも含めて嫌いだったんじゃないか?」
「[そうだと思う...お兄ちゃんを見てどう思ったの?]」
「俺から見た彼の感想を言うと、性格は大いに捻り曲がっている。そして、君を含め、希望へと淡い期待を持ち、努力する人間が嫌いと考えられる。
これは憶測でしかないが、彼は昔に嫌なことがあったのではないかと考えた」
キツい言い方だったけど、確かに一理あった。
そういえば、あのときはすごかった。生身の、それもたかが人間にヘンドリクセンの攻撃が止められていた………。
「でもすごかったよね。ヘンドリクセンをあんなにも容易に止められるなんて」
「それはボクも思った!君のお兄さんすごいね!」
外の小窓からディアンヌが覗きながら発言した。
このあとは、皆で他愛もない話をしていた。
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作者名:紅鵺or白夜Ψ黒夜 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2020年6月30日 10時