なぁ、今度は俺のためにくれよ

４０巻 ページ41

リクオside

洗濯物を洗っていると親父がこう言った。



鯉判｢面倒だし俺は逃げる｣←


リクオ｢おいちょっと待て！逃げるなら俺も逃げるぞ！｣


鯉判｢いやお前はダメだろ｣


リクオ｢だったら親父もダメだろ！｣


鯉判｢俺はいいんだよ。保護者だから｣←


リクオ｢意味わかんねぇよ！｣


『薪割り終わった〜。暇だし二人を突き落としにきたお(*´・∀・｀*)』←


リクオ｢突き落とすな！｣



3人で誰が一番早く逃げ出せるかという意味の分からない勝負が始まり、俺らは入り口に向かって走り出した。

っていうか、葵だけ空飛んでやがる！



『ふはははっ！どうやらこの俺様が一番のようじゃのぅ！』


鯉判｢そうは行くかよ、っと！｣


『おいー！離れろー！重いだろーが！』



橋にかかったとき、橋が崩れ落ちた。



『どうやらここから出させねぇようですな』


鯉判｢未熟者は残れってことか｣


『帰るべー』←


鯉判｢んだー｣←


リクオ｢諦めるの早っ！！｣

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