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「この話の怪物、可哀想だ」
「あら、どうして?」
「だって、この本の話を聞いても何もしてねぇじゃん。ただ、怪物だって言われて無害な生物を殺してるだけ………___はどう思う?」
「………分からない。でも、見た目は人間じゃないから………」
「確かに、_______の言うこともあるわね。ねぇ、________。貴方の言う怪物って何かしら」
「怪物は________________」
「は……っ」
そのとき、ちょうど目が覚めた。
懐かしい夢を見ていた気がする。まだ家族と一緒に仲良くしていた時期の思い出………。
「あの、大丈夫……?」
目の前には金髪に碧眼の少女が俺を見ていた。彼女には見覚えがあった。懐かしい顔、声………あぁ、この子は………
「大丈夫だ、_____レイ」
レイ「え……?何で私の名前……」
「知ってる。俺は君の兄だからな。俺の名前は_____ルシファー・ガードナー。思い出さないか?」
レイ「私の……お兄ちゃん………」
ルシ「さあ、レイ。ここから一緒に出よう」
レイ「………うん、そうだね、お兄ちゃん」
俺はレイの手を引いて歩きだした。
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わんわん(プロフ) - 面白かったです。続き待ってます!無理せず更新頑張ってくださいね (2020年5月6日 22時) (レス) id: 25bc55c09d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅鵺 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2019年5月15日 17時