本物の怪物【殺戮の天使】 (ページ25)

今日:6 hit、昨日:4 hit、合計:13,577 hit

episode24 ページ25

モニターにキャシーの姿が映し出される。

キャシー『＿＿本当にすごいわ！まさか生きちゃうなんて！

やっぱり、化け物のモルモットはタフでしつこく生きてこそ魅力的だわ！

＿＿あぁ！模範的で理想的よ、ルシファー

実は、あなたが死ぬ瞬間を見るのも楽しみだったけど……

私は優しいから、彼女の努力を買って……ここを通してあげる！

＿＿それに……罰は一つじゃないもの。罪の数だけ、罰もある。ステキでしょ？』

そう言ってモニターは消えた。

ザック「あの、クソサド女！ゲラゲラ笑いやがって、イライラすんだよ……」

エディ「それより、少し休んでから行かない？さすがにルシファーが心配だよ」

レイ「私もそれがいいと思う」

ザック「あー…で、お前はどうなんだよ。こいつらこう言ってけど」

ルシ「もちろん行くぞ。こんなところに居座る気はない」

俺は開いた扉の方へ歩みを進める。後ろでは、レイがザックに鎌を返してたりしていた。

次の部屋へ行くと、二つ扉があった。奥の方の扉が開くかどうかを調べると、案の定開かなかった。

真ん中にある扉以外、行くところがなくなってしまった。

エディ「どうする？危ない気がするんだけど」

ザック「ここで危ないか考えても意味ねぇだろ」

エディ「僕は他の意味で危ないんじゃないかと思ってるんだけど」

ザック「他の意味だぁ？」

ルシ「とりあえず、入るぞ」

エディ「ほらもうすぐ突入する！そういうところザックと相性いいんじゃない！？」

エディはぶつくさと言っている。

ルシ「あぁ、それでも全員で入るのは危ないか」

エディ「そうだよ！レイチェルもいるんだからね！？」

ルシ「そう興奮するな」

俺がエディを宥めていると、ザックがこう言った。

ザック「でもよ、もし頭使う奴あったらレイかルシファーのどっちかは必要になるってことだろ」