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あぁ今日も疲れた。あのクソ先輩、人使いが荒すぎる。とにかく早く休もう、出来るだけ静かな空間で。
こんな時に、自分が1人部屋であることを恵まれていると感じる。勿論、部屋の造りは2人用だから今後もずっと、という訳には行かないだろう。しかし、できることなら1人がいい。
「ま、難しいよな」
最近軍に新兵が入った。きっと俺の部屋にも新兵が来るのだろう。コネシマさんみたいに喧しい人間じゃないことを祈るばかりだ。
階段を上って自分の部屋のある階へ。廊下を渡って自分の部屋まで。習慣化の訓練として自分に課した日記さえ書けば、あとは風呂に入って寝るだけだ。
今日大浴場に行けば精神が摩耗するだろうから備え付けの風呂がいいか、などと考えながら部屋の前まで歩くと、扉の前に見たことあるような無いような人物が居た。
そのままでは俺が部屋に入れないので、すんません、と声を掛ける。
「部屋、入れないんすけど」
扉の前に居た彼は驚いたのか、ロボロさんみたいな変な声を上げた。そして、すみません、と言いながら頭を下げる。
語先後礼っていうのがあるんやけど知らんか？と言いかけてやめた。俺もよく敬語が崩れて叱られるから人の事は言えないだろう。
退いてくれた彼に会釈をして自室の扉を開ける。ちら、と彼を窺うと険しい顔で手の中のメモを見つめていた。
「…なんか、俺に用があるんですかね」
そのメモ書きは誰かからの伝言で、俺が誰なのか知らなくて部屋の番号だけを頼りにここまで来た、とかいう事態を考えて、部屋へと入る足を止めて彼に聞いた。
また彼は変な声をあげた。なんや面白いなこいつ。
「ショッピさんに、っていうかショッピさんの部屋に用があっ、るんすよ」
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律 - あ"あ"ァ"ぁ"ァ"あ"ぁ"ァ"ァ"ァ"！なんて素晴らしい作品なんだ...メチャクチャドストライクゥ！！メッッッチャ面白いっす。まじ惚れました←更新お疲れ様です！！ (2019年7月12日 23時) (
レス) id: eb18b63c38 (このIDを非表示/違反報告)
暁月楓 - 更新ありがとうございます！これからも頑張って下さい！ (2019年3月30日 12時) (レス) id: 1cdd0676ea (このIDを非表示/違反報告)
暁月楓 - のんびり待ってます〜！(*´∀｀) (2019年3月25日 15時) (レス) id: 1cdd0676ea (このIDを非表示/違反報告)
赤穂寿(プロフ) - 暁月楓さん» ありがとうございます！停滞中ですが気長に待って頂ければ幸いです (2019年3月23日 21時) (レス) id: b35249aa82 (このIDを非表示/違反報告)
暁月楓 - すごく面白かったです！続き待ってますね！ (2019年3月19日 17時) (レス) id: 1cdd0676ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nanaoto | 作成日時：2019年2月26日 21時
