純粋な華【イナズマイレブンオリオンの刻印】 (ページ2)

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もう一人の代表選手、小鳥遊咲希が前に現れると凄く静かになった他の選手たち。

咲希は静かになった選手たちを見て、

咲希(あれ？なんで皆さん、静かなんですか？何か失礼なことをしてしまったのでしょうか？)(汗

と困っている。

趙「咲希さんと仲良くするのは後にしましょうかね。それでは、宿舎の部屋を決めるためにクジを引いて下さい！」

趙監督がフォローしてくれたおかげで雰囲気を持ち直す。

約２０分後

部屋割りクジを終え咲希は一人部屋で先程の自己紹介に落ち込んでいた。

咲希(何がダメだったのでしょうか？やっぱり、女一人の選手って足手まといなんでしょうか？男性は苦手ですね・・・)

モヤモヤしていた彼女を心配してマシロとミクロが頬をスリスリして慰めていた。

咲希「マシロ、ミクロ・・・モヤモヤしていても仕方ないですよね。外に出てみましょうか。」

部屋を出て共有スペースへ向かう。

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他の選手たちはまだ自分たちの部屋で荷物を片付けなどをしているため共有スペースには誰もいなかった。

咲希は他の選手が来るまで持ってきていた３冊の小説を読んでいた。

３冊全ては外国語で書かれているものだった。

マシロとミクロは咲希の隣で戯れあって遊んでいる。

しばらく本を読んでいると共有スペースに誰か来たようだ。

咲希とネコたちは耳が凄く良いため微かな足音で気付いたようだった。

入って来たのは、

明日人「あれ、君は・・・」

稲森明日人だった。

咲希「小鳥遊咲希ですよ、明日人くん。」

明日人「俺のこと知ってるの？」

咲希「勿論ですよ！今年のＦＦで優勝した雷門の選手を知らない人なんていませんよ！」(キラキラ

瞳にキラキラさせながら明日人を見つめる。

明日人は綺麗な少女のキラキラした瞳に照れ頬を赤く染めていた。

咲希「これから同じイナズマジャパンの仲間として宜しくお願いします！」

明日人「うん、宜しく！」

二人は握手をする。