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.
エレベーターで下へ駆ける
カウントダウンが分かるように
私は先程のカウントダウンTVをスマホに付けたまま
走った 。
スマホからは
残り一分 。という声が聞こえてくるなり
カウントダウンが始まった
高層マンションの上の方だから
エレベーターにわりと時間がかかってしまう
ようやく開いたエレベーターから出る
まだここには着いていないはずだ 。
私は走ってイベント開催場所へと向かった
「 緑谷間に合うといいな 」
「 どーでもいいわ 」
スマホからまた二人の声が聞こえる
相変わらず爆豪はツンケンしてるけど
何より気にかけてくれるのは
本当に優しいところだと思う 。
年越しまで３０秒を切った
何処にいるの
「 ッ…いずく…！！ 」
「 Aッ 、 」
カウントダウン ５秒前
４
３
２
１
「 わっっ…」
スマホから"HAPPY NEW YEAR"の言葉が聞こえる
私はその言葉と同時に彼に抱き上げられた
凄く息切れしてる 。
そりゃ近いといえどあの距離を二分で走って来た訳だから
滅茶苦茶速く走ったんだろうと思う
「 いずくッ 」
「 かわいい 。もこもこのパジャマだ 」
「 寒かったから… 」
「 ブランケットじゃ寒いでしょ？
僕のアウター着てほら 。 」
彼は緑色のアウターを私に着せると
彼の鼻と私の鼻がピッタリくっ付いた
白息が笑う度に彼の口から漏れ出る
そんな白息を押し込むように
私は彼に唇を重ねた 。
あの女の子はどんな子なんだろうか
とっても素敵な子なんだと思う
カメラが向けられてなくて
声しか聞こえなかったけれど
ただ今は 。
「 ありがとう 」
直接伝えたかったな 、
.
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しお(プロフ) - 今日この作品を見つけた読ませていただきました！完結おめでとうございます！とっても面白かったです！あと、ミオさんお身体大事になさって下さい！ (2022年8月20日 11時) (
レス) @page15 id: 1886374b89 (このIDを非表示/違反報告)
なん.(プロフ) - 完結おめでとうございます！とても楽しく読ませて頂きました！お身体にお気をつけて治療頑張ってください！無理はなさらず！お祈りいたします☺︎ (2022年1月30日 15時) (レス) @page15 id: a29face46b (このIDを非表示/違反報告)
亜衣音 - ＼(^-^)／ﾜｰｲ続編だー面白いからすk((殴殴 (2021年9月24日 8時) (レス) @page3 id: 82b751105c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミオ | 作成日時：2021年9月23日 16時
