【ヒロアカ】不幸体質と依存症Ⅲ【男主】 (ページ26)

今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:31,194 hit

120話　※見えないページ26

目の前には暗闇しか映らない

まぁ、目隠しをされているのだから当然と言えば当然なのだが

体の自由を奪われ、感覚器官の一部を奪われる

客の中にはこういった事以上の趣味を持った輩もいる為、別に初めてでは無いのだが、身体の自由を奪われるのは流石に少し恐怖が混じる

それに加え、感覚器官の一部であり、情報収集の大半を担っているとも言われる視界が使えないとなると、体と脳は他の器官で代用し始めた

六花「……ヒィヤ!!」ﾋﾞｸｯ

ヌメヌメとした感覚が肌を走る

舌で舐められているのは分かってはいるが、次にどこを弄られるのかが分からない身体は、与えられる感覚刺激をいつも以上に過敏に受け取る

六花「んんっ……あっ」

弄られる度に自身の口から零れる甘い声を、軽蔑しているもう一人の自分

好きな訳じゃない

そんな言い訳を他の誰でもない自分自身に言い聞かせ、時が過ぎるのを待つ

ふいに両足を広げられ、涼しくなったと思ったら今度は足の指に男の舌が動いて行く

指から、足首へ、膝へとどんどん舌は付け根まで上って行った

男の舌はずっと敏感な部分をねっとり舐めている

その時、上二つの場所にも舌の刺激を感じまい、上ずった声が上がてしまった

さらには足の指があたたかい口の中に入っていて、時々歯があたっているのが分か……る

六花「……えっ？」