ろくにんめ兼はちにんめ【男主】

イメチェン ページ13

登｢お待ちしておりましたAサマ｣



登｢そのだらしない髪の毛弄っからこっち来い｣




｢え？｣



敬｢何その設定｣



直｢臣は形から入るタイプです｣








時は遡り二日前
厳つい男の集団と言えば口を揃えてEXILE。その中でも年を重ねるにつれ色気や可愛さを持つ者が頭角を見せ始めた時,登坂ははっと思い出す



登｢Aの襟足ヤバくない？ワックスで跳ねさせて誤魔化してるつもりかもしれないけどツーブロもしてる訳じゃないしめっちゃダサいって思ってんのオレだけ？｣



今｢確かにひと世代前のジャニーズって感じ 笑
セット取ったら女の子に見えるもんね｣




直｢臣切ってやればいいっしょ,前ハサミ持ってなかった？｣



ボイトレを終えたヴォーカル二人とたまたま居合わせた片岡は日野のここ暫くのヘアスタイルについて議論をしていた



特に美意識が高くお洒落への追求が凄まじい三人はいても立っても居られずつい日野への本音を漏らしてしまう



臣｢絶対Aはグレイッシュカラーとかホワイトカラーが似合うと思う,…あ,でも成人式控えてるって言ってたしあんまりド派手には弄れない？｣



直｢王道のベージュとブラウンじゃない？成人式って言ってもそこまで厳しいわけじゃないと思うしバッサリかっこよくしてやればいいっしょ｣



今｢なんならツートンカラーとかは？マッシュとかかっこよくないですか？笑｣

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