西村先輩！振り向いて？

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斗亜side




日曜日。



今日は、Aと斗亜のプレゼントを買いに行く日。




プレゼントというより、買い物みたいな感じやねんけど(笑)




思えば、Aと二人で買い物とか３年ぶりくらいやな〜


去年と一昨年は両方、受験勉強で忙しかったし




遊びに行くときはるーく絶対いたし


なんか、緊張するねんけど







『ごめん、おまたせ〜』


斗「遅い〜！一分遅れやで」

『一分くらいええやん』




『いこ！はやく！』


と、先頭を歩くA。





いっつもそうだ。



斗亜は、Aの後ろ姿しかみていない。





横にいると思えばいつも前にいて…傍で見守っていたいのに





斗亜は、Aが好きやから






守っていたいし、隣におってほしい。

どこにも行かないで、ずっと…




『斗亜くん？どした？』


気づいたら立ち止まってた。


斗「あ、ごめん…考え事してた(笑)」


『珍しっ、斗亜くんが考え事って(笑)』


斗「ええやん！べつに」


『……なんかあったらいってな』
　
って、ニコって微笑まれた。



斗「キャラやないなぁ」


『なっ、、失礼ね』



笑っていた。

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