西村先輩！振り向いて？

・ ページ4

さっきの…絶対…



琉「なぁなぁ、さっき何いいかけたん？」


『ふぇ？』


不意に声をかけられ間抜けな声が出てしまう。


琉「何その間抜けな声(笑)」


『あ、あぁ…ごめん』
　


『いや、、その…昨日の人に似てるなぁって(笑)勝手に思っただけ』


琉「さっきのって…転入生の？」


『そそ』
　

スマホをいじりながら答える。



多分…そうだよね












『ん〜、美味しい！』




放課後、3人でパフェを食べにファミレスへ



斗亜「食べすぎやろ！斗亜のなくなるやん」


斗亜くんにおっそわけしてもらっている最中。




琉「ほんまにめっちゃくぅな〜」


『美味しいんだも〜ん！しかも今金欠でパフェ買えないし』



って言いながらも、スプーンを動かす。




琉「パフェくらい自分で買えよ(笑)」


『パフェくらいって、1000円くらいするんやで？それなら、自分の好きなものに使いたいやん』



斗「それで斗亜のたべんでもええやん！あぁ、なくなるやん！」



最後の一口を食べようとしたら、慌てて斗亜くんに食べられてしまった。



久しぶりに、斗亜くんにあーんした気がする




『あー！最後の一口！』


琉「お前ら、うるさい！」


斗亜「ごめんやん」



パフェ美味しかったなぁ





『あ、そうそう、あのさ、斗亜くん。転入生くんの連絡先聞いといてくれへん？』



斗「なんで斗亜がきかなあかんの〜、ってか急やし」



琉「いくらなんでも面食いすぎやろ」



むー…




『ちゃうやん！ちょっときになることがあるの！』


斗「気になることって？」



『……それは…いえへんけど』



昨日のこと…なんやけどな



斗「えー、、なら、聞くかわりに今度なんかプレゼントしてや！」


『えー………』





うーん…どうしよ





『わかった！いいよ！プレゼントしてあげる！』



琉「めっちゃ上からやん」


斗「なら、斗亜も聞いとくわ！あっ！10円ガムとかなしやで」



『わかっとるわ！』

5→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す