西村先輩！振り向いて？

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『西村先輩さんですか？』


そうだよね…？


えっ！こんなところであえるの！？えっ？！



拓「……ちがい、ちがいます！」


『あっ』


足早にどこかにいってしまった。


いっつもああいう格好なのかな？

帽子にマスクにメガネ結構警戒してる気がする…



『ねぇ、斗亜く「Aこの帽子いい！」』


『え？』


どこか焦ってるようにもみえる斗亜くん。


『え？あ、どうかした？』


斗「この帽子にしよ？ね？」


『でも、、斗亜くんあんまり帽子がぶらんやん』


斗「良い！やから、ね？」


無理矢理といってもいいであろう感じで…なんていうか


『わかった』



会計に行った。








『ん』


斗亜くんに帽子を渡す。



斗「ありがとぉな」


受け取る斗亜くん。




『斗亜くんさっきのって「それにしてもええなぁこの帽子」』
　

『斗亜くん？ねぇ、なんか隠してる？』


どうにも怪しいきがして





斗「なんも隠してないで！」


そういう斗亜くんだけど、どこか嘘っぽくて

でも、確実ってわけやないから何も言えないけど


『……そっか』




『……かえろっか』


斗「そうやな」

　

おんなじ方向にある、家までの道のりを他愛のない話をしながらかえった。

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