藺 ページ13
貴「え......本当に？」
水「なんでここで嘘つかなきゃいけないんだ。本当に決まっているだろう。」
「好き」私はさっきの成龍の顔を思い出して少し胸がドキドキするのが分かった。
同時に自分の顔も赤くなっているのも感じた。
水「A......ごめん。やっぱりありえないか。」
貴「そ...んなことない。」
水「え...」
貴「ありえなくないよ。成龍と付き合うこと......！私も好き...」
私が成龍の顔を伺うと
水「本当か？」
貴「うん。こんなとこで嘘つくわけがないでしょ〜」
私がそう言うと成龍の顔がパッと明るくなり、私を抱きしめた。
水「うれしい...！ありがとうA。」
成龍はいつもよりも強く抱きしめた。
肩があったかいな、と思ったら成龍の涙だった。
貴「成龍！？なんで泣いてるの？？」
水「ごめん。なんか自然に出てきちゃって。俺らしくないな。」
貴「ううん。そんなことない。成龍が泣いてんの、初めて見たかも...！」
成龍は「なに感動してるんだ。」と私の頭を軽く叩き、柵の方へ向かった。
私が後ろからついていくと成龍は校庭を眺めた。
水「なぁ。ひとつまずいこと言ってもいいか？」
そう言って私の方を見ると私の返事も待たずに
水「もう一時限目始まってるんだけど！？」
そう言うと屋上のドアへと手をかけた成龍だったが、開かなかった。
なぜか私は知っている。
貴「授業の時間は鍵閉まってるんだよ。だから私たちは休み時間まで出られないの。」
水「はぁ！？成績落ちる......！」
焦ってドアノブをガチャガチャするが開かない。
貴「いーじゃん！授業サボれるんだから！」
水「そういう問題じゃ......」
結局、二時限目呼び出しをくらって、叱られるのでした。
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ラピ - すっっごい続きが気になります… (2020年8月10日 10時) (
レス) id: 4d917e9e4b (このIDを非表示/違反報告)
こころ(プロフ) - あぁぁこれ見とくとやばい（語彙力の無）これからも頑張ってください (2019年2月1日 14時) (レス) id: 9d28606b1e (このIDを非表示/違反報告)
佐久間 凛 - 入院してたんですか?!これからも無理せず頑張ってください！楽しみにしています！ (2018年6月16日 15時) (レス) id: ea485f4be1 (このIDを非表示/違反報告)
弥風 - ねこさん» 心配してくださりありがとうございます。もう回復に向かっているので大丈夫です！ (2018年6月13日 19時) (レス) id: b22e4dfbfb (このIDを非表示/違反報告)
ねこ(プロフ) - 入院！大丈夫ですか？体を無理しないでください (2018年6月12日 22時) (レス) id: e15058c5ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：弥風 | 作成日時：2018年4月23日 16時
