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寮の母2 ページ6
佐藤Side
ノックの音がして、どうぞと言ったら入ってきたのは"赤葦"だった
……ん？
「佐藤くん、大丈夫？」
「……赤葦？」
「食欲ある……？卵がゆ作ったから食べれたら食べてね」
お盆に乗ってたのは卵がゆと市販の薬と水とスポドリだった。
「……赤葦が作ったのか？」
「うん。お菓子はあんまり得意じゃないんだけど、料理は結構得意…だと思う！食べれるだけ食べてね？
あ、夜なんか食べたいリクエストとかある？」
「……あったかいそば。」
「うん、分かった。行くけど、なんかあったら電話鳴らしてくれれば来るから…！」
「ありがとう……」
「どういたしまして」
なんて、ニシッと笑って出てく赤葦に、なんかママみを感じた←
「うまそう……」
蓋を開くと湯気が立つ卵粥
しかも、いい感じの半熟だった。
「……うめぇ。」
赤葦の作ってくれたお粥は暖かくて、優しい味がした
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作者名：月島蓮 | 作成日時：2017年10月26日 23時
