寮の母 ページ5
緑谷Side
「お腹空いた……。」
みんながそんな声を出してる今日この頃←
「みんな、どうしたの？」
現在11時。赤葦さんが降りてきた。
勉強でもしてたのかな？
「実は……」
赤葦さんに、切島くんが教えていた。
佐藤くん(料理担当してくれてる)が風邪で寝込んで朝から何も食べてないことと、
もう一人の担当梅雨ちゃんは、昨日から家に帰ってていないこと
僕も、みんなも、あんまりした時ない。って子ばかりだった
爆豪「面倒くせぇ……」
麗日「おなかすいたよォお！！」
瀬呂「もう食いに行くかー？」
轟「……そば食いてぇ。」
上鳴「んー……でもなぁ」
腹減りすぎて動けない。って。
「……みんな、少しなら待てる？」
爆豪「お前できんのかよ」
「ある程度は出来るよー」
そういうと、赤葦さんは冷蔵庫をみて、よし。って言ったかと思ったら……トントントンってなれた包丁さばきを見せる
麗日「手慣れてんね、Aちゃん」
「まぁねー、お父さんはプロヒーローで、お母さんも看護師で家にいない時が多かったからね
私とお兄ちゃんで、交代しながら料理してたからね！」
ニｯと笑う赤葦さんに、ぐっと胸が痛む
見かけによらず苦労してるんだな。←失礼
いい匂いが漂う
「もう少しで出来るからご飯よそうのとお皿だし手伝ってもらえるー？」
「うん！分かった」
赤葦さんが作ってたのは牛丼だった。
夜はもう少しこったの作るから。なんて
赤葦さんの料理は暖かくて、美味しかった
……
峰田「轟羨ましいぜ！こんな彼女がいて！」
轟「……やんねーぞ」
飯田「すごいな！美味しいぞ、赤葦くん！」
爆豪「……うまいんじゃねーの」
麗日「んー、おいひいー♡」
「そういってもらって嬉しいよ。ありがと。」
そう言って赤葦さんはふわりと微笑んだ。
(((可愛い……!!)))
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作者名：月島蓮 | 作成日時：2017年10月26日 23時
