1ーＡのアホの子ガール3【轟焦凍】 (ページ13)

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冬が来た2 ページ13

轟サイド

「んんんぅ…」

眠いのかウトウトしてるこいつ

「寝てもいいぞ」

「で、も…………せっかく……ｯ」

二人でいるのにって言う赤葦

「個性のせいだろ。無理すんな」

「でも……。」

「ほら、寝ろよ。」

個性を使い撫でてやると夢の中に行ったのか寝息を立てるAにあの日が重なる

「守るって決めた」

「もう、二度と傷つけねえ」

無理矢理して、泣かせちまったからもう二度としねえって決めた
でもこれは……

「生殺しだろ」

目の前に好きな女が寝ていて何も出来ないのが辛い

まぁ、待ってやるよ。お前がいいという日までは

「ん、んう……」

赤葦の髪を撫でると擦り寄ってきた
猫見てえだな

「轟……く……ｯ」

「……なんだ」

「すき……」

それは寝言で
夢でも俺を見ているのかと思うと口元が緩む

「このアホ……」

「起きたら覚悟してろよ」

キスしてやるかんな。赤葦

……

「おはよ……」

「ん。おはよう」

「……！？なんでキス……」

「嫌だったか？」

「やじゃないけど、もう……」

顔を赤くする赤葦にいいだろうと言いキスした

ーーー

読者の皆様！いつもありがとうございます！

そろそろアホガール完結させたいと思いますので

よろしくお願いしますm(_ _)m