1ーＡのアホの子ガール3【轟焦凍】 (ページ11)

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魚じゃなかった！3 ページ11

轟サイド

赤葦は白状することにしたらしい
真っ赤にしながら何を言うかと思えば

「お茶子ちゃんから少女漫画借りたの……」

「うん。」

「それで……あの、キスとか、セッ(自主規制)してて、これ、するんだって考えたら、その、あの、ごめんなさい……ｯ」

「……は？」

驚いてそんな声が漏れる
ん？つまり……

「意識してたってことか？」

「だ、だって、その、轟くんかっこいいから……」

かっこいい、か。
顔を赤くして、もじもじしながら上目遣い(身長差)で俺を見るこいつを……あいつら(家族組)は知ってるのだろうか？

「キスするか？俺はお前としたいけどな。」

あいつの唇を指でつんつんする
柔らかいな……←

すると、赤葦は俺のブレザーの裾を掴んで

「あの、キス、し、てみたい……」

って、言うから

「いいぞ。赤葦」

目をつぶれ。って囁いて

「……んっ」

学校の中庭でキスをした

……

(キスしちゃったね)

(……そうだな)

(轟くん顔真っ赤だよ？)

(……お前に言われたくねぇよ。A)

(…え？)

(ずっと呼びたかった。ほらお前も呼んでみろ)

(……ｯあ)

(呼べねえなら呼ぶまでキスするか？)

(……ぁ、しょ、焦凍)

(よく出来ました)

結局キスした