3話 ページ6
貴方side
やばいよやばいよ。
出川じゃないよ。
家もどこにあるか分かんないということでとりあえず公園住まいのホームレスを目指そう。
さっきマイホームも建てた。
素敵な素敵なダンボール←
で、今は夕食と言う名のおにぎり一個を万…
違うよ?出世払いするから。
いや買うよ。ポッケに300円あったし。
おにぎり買ってもまだ200円余るし。
冗談だよ⁈
いい子だよ⁈
殺しちゃったけど‼
とりあえずもうコナン君とは会わないようにしなきゃ。あの辺りはもう絶対近寄らない。
それと探偵事務所の辺りもだ。コナン君ももちろんだけどトリプルフェイスがいる。
『特にポアロとか死んでも行かない。怖すぎる。絶対殺される。』
「誰にですか?」
『だからそんなの安室さんに決まって…』
安室さんんんんんん
何でいるの⁈
お前にだよ‼
既に殺されてるよ‼
やめろよその目‼
こえーよ‼
逃げよ←
「どこ行くんですか?」
『あはは…夕食買ったしマイホームじゃないですかね?』
ダンボールだけど。
あ、今思ったけどデスノートどうしよ。
セキュリティヤバすぎない?
キラとか言う人凄いことしてたよね。
神かよ。
あ、これタブーだわ。
「夕食っておにぎり一個だけですか?」
『…悪いですか?』
いや正直ね、毎日これだったからね。
今こんなだけど虐待されてたしその両親殺したからね?
…後悔。
私に出来るのか。
悪人を殺す。
それは正義なのか、悪なのか。
この人は知ってるんだろうか。
あ、そだ。
本名さえ分かれば私はいつでもどこでも殺せる。
私が上手く動けば黒の組織も…
『‼』
目の前の標的相手につい考え込んでしまった。
彼は今私の腕を見ている。
コナン君にプレゼントした私の秘密の1つ。
1つバレたら2つ、3つと広がって
1番隠したい所まで見抜かれてしまう。
怖い。
そうだ。
今までフィクションの世界だって落ち着いていたけどこの人は大人。
全身の傷が痛みだす感覚。
もう痛くないはずなのに。
敵は私が消したはずなのに。
殺されるのは怖い。
でもそれだけじゃない。
今感じるのはあの頃の記憶。
『ーっ!』
思い切り安室さんを押してしまった。素早く100円を払う決心をしたおにぎりをレジに置く。
しょうがない。
今日は夕食抜きだな。
星空が見えるマイホーム。
私は寂しくも痛くない我が家に逃げ帰った。
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輝かしい未来のために - はぁ、面白すぎて辛い(?) 続きとても楽しみに待ってます! (2022年7月3日 0時) (レス) @page29 id: 7e61cd56ff (このIDを非表示/違反報告)
ヒーローなんて大嫌い - はぁL好きなんだよねヒーローは嫌いだけど敵でもヒーローでも…ネェ? (2020年1月3日 19時) (レス) id: 09090d6677 (このIDを非表示/違反報告)
えると - とても面白いですね!続きが気になります!応援してます! (2019年8月8日 3時) (レス) id: 151e33daae (このIDを非表示/違反報告)
アノー(プロフ) - 輝さん» うわぁ…期待してまーす(笑)更新遅めですが頑張ります! (2018年6月19日 8時) (レス) id: 1996b37276 (このIDを非表示/違反報告)
輝(プロフ) - アノーさん» いーえ!じゃあ、また何かあったら遠慮なく指摘しちゃいますね~(悪笑)まぁ、冗談ですけど(笑) 更新頑張ってくださいね! (2018年6月19日 0時) (レス) id: 7ffc6db072 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アノー | 作成日時:2018年5月23日 12時