デスノートを持った不幸少女がコナンの世界にトリップしちゃった件

25話 ページ28

安室side







最近はキラ捜査のため公安や組織の方が忙しい。
ポアロにも出ているが見る人が見れば明らかに疲れた顔をしているだろう。

こんにちはと言う明るい声がしてやってきたのは蘭さん達だった。

ふと顔向けると見知らぬ子がいる。転校生か？いや、俺は彼女を知っている。コンビニ、そしてホテルの前で会った怪しい少女…

貴『あ！安室さんじゃないですか！ここで働いてたんですね！』

園「え？アンタ安室さん知ってんの？あちゃー、サプライズの意味ないじゃん！せっかく噂のイケメン紹介しようかと思ってたのに！」

蘭「ちょ、ちょっと園子…！」

女子高生たちは笑いながら席に着く。

例の彼女は以前見た時より肉がつき比較的健康そうに見えた。

見る限り多少跡が残るも痣も治り、血色も良くなっている。一先ず安心する。

安「ご注文はお決まりでしょうか？」

自然に…

貴『えっと…じゃあコーヒー』

安「かしこまりました。少々お待ちください」

そう言ってバックに入るとKの方の本部から連絡が入っていた。

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野田無 寛助死刑囚、箕井 菟道蔵指名手配犯の心臓発作で死亡が確認。

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其々殺された時間はつい先程。俺がホールにいて接客をしていた時だ。

あの怪しい少女はただ怪しいだけ…か。
この事件の犯人ではない、それが正しいのか？

バックヤード内の空気が歪み、何かが笑っているような気がした。

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