デスノートを持った不幸少女がコナンの世界にトリップしちゃった件

16話 ページ19

コナンside






俺と安室さんが先程のニュースに驚いていると
カランカランと音がしてポアロの扉が開いた。

ポアロは俺がキラの話をし出した時に閉めたので鍵が掛かっているはずだ。

…俺らに気付かれずに開けたのか！？
動揺している俺を他所に流石というところか安室さんがにっこりと対応する。

安「すみません。今準備中で…」

？「…すみません。驚かすつもりは無かったのですが…。私はセルヴォと申します。Kの命で貴方様方をお迎えに参りました。つきましてはKと共にキラ捜査をしていただきたいと思いまして」

セルヴォ…？

K…？

キラ…！？

ばっと音が聞こえるくらいに思い切り安室さんの方を見る。

安室さんも同じく俺を見ていた。

あのKと共に捜査…。

勿論捜査は行うつもりだった…。
だが……この人が本物かは俺には解らないし…
それに…キラのあの言葉…

『…牽制です。私を追うな。君は君の組織にだけ集中しろ。貴方は正義だ。邪魔するなら殺すよ？君の大事なあの子もね』

俺はお前を知っている。

お前も俺を知っている。
組織。それも大切だ。

貴方は正義だ…？

邪魔するなら殺す。
邪魔しなければ殺さない、という事だ。

確かにそう言われてみればキラの殺しにはある程度の思想がみれる。

大犯罪を犯した者等きっとキラの正義に背く者…

安「それは…探偵として？それとも…？」

セ「どちらもです。最終そちらの組織の力を借りるかも知れません。が、詳しくはKにお聞き下さい。…工藤新一君もです。接触した事も既にKは知っておられます。その上での事だと思っていただきたい。取り敢えず今日の20時に米花ホテルの1208号室までお越しください。他の方々もお誘い済みですので」

他の方々…？

俺の正体も安室さんの正体知っていた。
やはりKー…
ホームズ以上の名探偵と呼ばれる男…

安「これは…行くしかありませんね」

コ「うん！…勿論」

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