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第43話 ページ48

夢主side




『モンスターの匂いってどんなのかわかる?』



山田「はぁ?
  モンスターの匂いなんてそれぞれちげーだろ
  …でも確か、基本的には獣の匂いがするらしいぜ」





『獣か、ありがと
 _______【嗅覚・聴覚・透視】』




私は何かを探すのに役立つ3つの能力を使った


ただし、匂いに関しては中田も言っていたようにそれぞれ違うかもしれない



だからあんまり当てにしない()





聴覚を使うにしてもどんな動きをするモンスターかわからない


透視を使って壁や床を透けさせてもそのままでは見えないものだってある




『とりあえず3つ使うか…』



山田「さっきからなんの話してるの?」



『モンスターを捕まえるために作戦考えてるんだよ』




大丈夫、嘘はついてないから






山田「作戦も大事だけどさっさと探しに行ったほうがいいんじゃねーの?」



『もう見つかるから』





下から変な物音がする


でもここは一階で、下は恐らく地面



『中田、先に謝っとく
 すまん』



山田「え、ちょっ!」




中田に対して謝罪したあと、バックヤードの床を破壊し地面に空間を作る




山田「いった…
  っていうかお前、今の能力って…」




『ごめんね、中田』



中田が話し切る前に中田のおでこに人差し指を当て、私が能力を使った瞬間の記憶を消した

人の記憶消すのって結構罪悪感残るから便利だけどあまり好きじゃないんだよな〜





山田「…あれ、俺何して…」



あっぶな

久しぶりにこの能力使って鈍ってたから変に記憶消えなくてよかった



『何変な事言ってるの?』



何も知らないかのように私は適当にとぼけた



『急に床が破壊されたんだよ
 そしたらこれが出来てた』



大丈夫、嘘はついてない




山田「そ、そうだったっけ」



少し困惑している様子の中田のことは置いといて

私はすでにモンスターの本体がいる場所を見つけた




『中田、さっきから地面から変な音が聞こえてくるんだよね
 そのショットガンで打ってくれない?』



山田「ん?別にいいけど?」





バンッッ


という音がした直後






「ガァァァァァァァァ!!」



という大きな鳴き声が聞こえ、ライオンのような獣の姿をしたモンスターが地面を割って現れた

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もも(プロフ) - めちゃめちゃ面白いです!!更新頑張ってください!! (2022年2月7日 23時) (レス) @page48 id: 7adec88ec1 (このIDを非表示/違反報告)
まーっち - ゆきさま。さん» コメントありがとうございます!これからも喜んでもらえるように頑張ります! (2022年1月2日 23時) (レス) id: 6ab16c3021 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきさま。 - すごく面白いです!夢主の性格がすごい好みです! (2022年1月2日 17時) (レス) id: 7972dc8fbc (このIDを非表示/違反報告)
nonzo(プロフ) - まーっちさん» なるほど!理解しました!レスありがとうございます!更新楽しみに待ってます!!! (2021年11月19日 21時) (レス) id: 7adcc1ff6a (このIDを非表示/違反報告)
まーっち - nonzoさん» あと、今は30話で止まっています。今週の土日には更新します! (2021年11月19日 19時) (レス) id: 0be4ce7647 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まーっち | 作成日時:2021年8月11日 20時

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