最弱は最強でした。【2j3j】

第34話 ページ39

夢主side




はじめての任務から1週間後



私は今とても憂鬱な気持ちになっている





『嫌だぁ！やりたくないぃ！』





剣持「わがまま言わないでください
　 あなたには勉強してもらうことがいっぱいあるんです」






今日は私が大嫌いな「座学」をするらしい

最強だからって嫌いなものがないわけじゃないんだからね()

しかも受講者が私だけっていうね！


酷くない？←




『え、これ行かなきゃダメですか』


剣持「ダメ」


『ぴえん』




そうして無理矢理連れてこられたのは少し広めの部屋




中に入ると緑色のジャケットを着た男の人が立っていた






剣持「オリバーさん、お待たせしました」



オリバー(？)「いえ、大丈夫ですよ」



背、高くない？

この…オリバーさん？だっけ？





オリバー「初めましてAさん
　 私は情報班所属のオリバー・エバンスです
　 よろしくお願いしますね」




優しそうに微笑んでくるオリバーさん




『あ、よろしくお願いします…』






剣持「では後は頼みます」



オリバー「分かりました」




そう言い残して剣持さんは部屋から出て行った




オリバー「じゃあ始めましょうか
　 そこに座ってください」




憂鬱な気持ちになりながらも、私は指定された席に座った






-1時間後-



オリバー「つまりここが…」




オリバーさんの授業が開始して1時間程が経過した


あのね、話はわかりやすいのよ


ただ知識の詰め込みが凄すぎて無理





オリバー「…疲れましたよね
　 少し休みましょうか」


オリバーさんはホワイトボードに書いている手を止める


『やったぁぁ！』


いや、優しすぎな件について





オリバー「休憩にこれをどうぞ」


そう言って出されたのは暖かそうなお茶



『…うま』

いや、めっちゃうまい






それからお互いに自分についていろんな話を聞いた


オリバーさんがレイン先輩とローレンさんと同期だとか

情報班入ってるのに機械音痴だとか

好きなゲームの話だとか



とにかくいろんな話ができて楽しかった

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