《Tokyo Beautiful Boys ＆…You》 (ページ39)

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お互い気持ちを伝えられて、

付き合うことになって。

あ:お母さん。やっぱりわたし大学行く。

直樹と同じところ行く。

母:そう…でも、あそこ頭いいわよ？直樹くんと同じところにしたらって言っちゃったけど…A行けるの？

あ:まだ時間あるし、直樹と同じがいいもん！

あの日から、お互いダンスは控えて、同じ塾に通い始めた

4月。

あ:やったぁ！

直:また同じクラス～

あ:進路先が同じだし選択科目が同じなんだから！嬉しいでしょ！！！

直:またノート見せてってうるさいわ～

あ:わたし自分で頑張るって決めたもん！

ノート見せてもらってちゃ直樹と同じ大学行けなくなるし…

直:絶対受かろうな。今年も1年よろしくぅー！

部活やってる子は最後の大会に向けて頑張ってるけど、

わたしたちは入っていないから、勉強に集中できる。

倍率も高ければ偏差値も高い大学で、

先生にその大学に行きたいと言ったらびっくりされたけど、

全力でサポートするって言ってくれた。

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あ:やったぁ！E判定からD判定！！！！！

直:俺まだB判定…

あ:ねーねーねー！偏差値5も上がった！！！

直:俺も！3だけ上がった！！！！！！

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そして…

最後の模試では、

あ:わーーー！！！！A判定！！！！

直:俺も！！！！A判定でた！！

学校の先生も塾の先生も、わたしの伸びはやばいって言われちゃった(笑)

ふたりとも、本番もこの調子でやれば合格確実だろうと力強い言葉も。

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あ:頑張ろうね。

直:絶対受かるよ。

あ:受かる受かる受かる！

入試が始まった。

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